マンタ体験ダイビングについて

石垣島ブログ

天気:晴れ 風:北東 波:3.0m 気温:26度

今日はまだ風は強いのですが昨日とはうって変わって晴れのいい天気でした。

が、今日もお客さんゼロなのでお休みです。「こんなことではいけない!」ってことで2004年版の石垣島タウンガイド(無料で配布されてる石垣島の観光情報誌)に広告を載せたのですが、空港などにはもう配布されてるみたいで、今日だけでも体験ダイビングの問合わせが何件かありました。が、全て「体験ダイビングでマンタが見たい!」の問い合わせばかりで、電話を下さったお客さんには申し訳ありませんがお断りしてしまいました。

「体験ダイビングでマンタ!」に関しては、八重山ダイビング協会でも「石崎のマンタポイントを将来にわたって守っていきたい」とゆー意向で禁止しています。自分的にも体験ダイビングで安全に潜れるポイントとは思えないし、初めて会ったお客さんをたった1回の体験ダイビングで見極めるのは難しいとゆー理由でお断りしています。(詳しくはてぃだホームページの「FAQ」のコーナーを見てください) しかし、マンタのポイントをある程度知っているガイドなら「PADI」や「NAUI」などのダイビング団体の定めてる基準(体験ダイビングは水深12mまで)をクリアして12mよりも浅い場所でマンタを見せることは難しい事ではありません。ではなぜそーいった形で「体験マンタ」をやらないのかとゆーと・・・・・自分でもまだよく分かりません。すいません。

自分は石崎は世界一のマンタポイントだと思っています。が、石垣島に来た当初は、特にマンタに興味があったわけでもなくこのポイントの凄さ(グレートさ?)が分かっていませんでした。単純に考えると、体長4mを越す野生の巨大生物を手が届くくらいの至近距離で見れるとゆーことは、もの凄~~~く贅沢で幸せで素晴らしいことです。が、テレビやダイビング雑誌・ダイバーの口コミなどの影響で、悪い意味で「行けばマンタが見れる」「マンタが見れて当たり前」的な、まるで水族館にマンタを見に行くような捉えられ方をしている気もします。(事実、初めのうちは自分もそーいった捉え方をしていました) もちろん、そーじゃないお客さんもいます。

で話を元に戻すと、石垣島(八重山)でマンタと関わってガイドをしている以上は、本当のマンタの素晴らしさを伝えていきたい(伝える努力をするべきだ)と思ってます。そー考えた時に、初めてきた体験ダイビングのお客さんをマンタポイントでダイビングさせることはできても、本当の感動を伝えることは難しいんじゃないかと思えてしまいます。ここでいう本当の感動ってのは、例えば体験ダイビングで目の前をマンタが泳いでたら殆どの人が感動します。でもそうではなくて、それよりもっと高い位置にある感動を伝えていくのが本物のダイビングではないかと思ってしまうんですよね~! 自分が技量不足なだけかもしれませんが・・・・・とりあえず、てぃだは「体験マンタ」はお断りしています。申し訳ありません。

「素晴らしさを伝える」「感動を伝える」などとほざいてるのは、単なる自己満の自己中かもしれませんが、「体験マンタ」に関しては自分でもまだ答えが見出せないでいます。多かれ少なかれガイドは自己満で自己中なので許してくださいね~!

(↓)とゆー理由で、何度か一緒に潜ったお客さんは「体験マンタ」することもあります。

マンタ

和名; ナンヨウマンタ
英名; Alfred manta
学名; Mobula alfredi

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