豊年祭

石垣島ブログ

天気:晴れのち曇り 風:南~東 波:1.0m 気温:31度

今日は午前中はガンガンに晴れていたのですが、午後から雲が多くなってきました。夕方にはスコールみたいな雨も降ってみたりな天気でした。

今日はダイビングお休みです。
8月に入り本格的な夏を迎えて、石垣島の各地で豊年祭が行われています。午後から石垣地区(宮鳥御嶽)の豊年祭を見てきました。いつもはガラーンとしてるのですが、今日は御嶽の周りには旗頭が上がり、敷地内にはステージが作られていました。自分達が行ったときには「庭の芸能」は終わり「舞台の芸能」が始まっていました。御嶽の中には「司」と呼ばれる代々神に遣える女性がいるのですが、その司をアゴで使ってる(ハタから見てると・・・)オバァがいたりで、神聖な御嶽の中といえどもひとたび人間が足を踏み入れると「徹底した年功序列(?)の沖縄世界なんだな~」と実感してしまったり・・・?

その後、双葉の豊年祭をチラッとだけ見て、夜は宮良の豊年祭の「アカマタ・クロマタ」を見てきました。石垣島よりも、さらに南方の島を思わせるような一種独特な雰囲気をもった祭事で、自分はアカマタ・クロマタをみると夏を感じます。南国チックな太鼓のリズムといい、日本の神様とは思えない特異ないでたち(?)といい、実際に見ないとこの雰囲気は分かりませんよ! カメラもビデオもスケッチするのさえ禁止なので、ビジュアルで伝えられないのが残念です。

アカマタ・クロマタは、宮良の集落内の家々を一晩かけて回ります。移動中の神さまの姿は見てはいけないので、棒を持った男達(?)が、神さまの通り道になる道路を封鎖します。太鼓の音と灯り(神様の来る通りは真っ暗になります)を頼りに、次に神様の回ってきそうな家に見当をつけて先回りしていくのですが、これがけっこうスリリングで楽しいんですよ! 真っ暗闇の中、ジトーッとした南国特有の空気に包まれながら、太鼓の音だけが鳴り響く! 幻想的で、現実の世界から切り離されたような気になってしまいますよ! 八重山チックな石垣島が好きな人にも、アイランドチックな石垣島が好きな人にも、チョーお勧めです! よく地元の人は「宮良は封鎖的!」と言うのですが、たまたま道で知り合った地元のオジィがアカマタ・クロマタのところまで案内してくれたり、家の人がアカマタ・クロマタの話をしてくれたりと、とても親切にして頂きました。ちなみに「アカマタ」が男の神様、「クロマタ」が女の神様らしいです。

(↓)宮鳥御嶽で行われていた豊年祭です。

豊年祭

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