Master of Shimanchu (本物の島人)
石垣島ブログ2005年11月11日
天気:晴れ時々曇り 風:南東 波:1.5m 気温:29度
昨日と比べると少し雲が多くなってきましたが、今日も晴れの気持ちのいい天気です。この調子だと海も穏やかそうです。
昨日の夜は、川平のエイタロウさんから嬉しいお誘いを受けて、図々しく(?)お家まで押しかけてマユンガナシーを見学させて頂きました。
毎年、マユナガナシーの時期は北風ビュービューの真冬の寒~い天気になるのですが、今年はなぜだか汗ばむような暑さ! 扇風機が回ってる部屋の中でマユンガナシーを迎えたのは初めてかも? やっぱり地球は変になってるんですかね・・・?
マユンガナシーについての詳しい説明は「ぷちのひとりごと」に理解し難い文章(?)で載ってると思いますので、知らない方は参考にしてください。エイタロウさんからは、マユンガナシーに限らずいろんな行事の意味(なぜ、こーゆーことをするのか?)を分かり易く教えてもらいました。このことについても「ぷちのひとりごと」に理解し難い文章で載ってると思います。参考にしてください・・・?
エイタロウさんと話してるといつも思うのですが、上手く言えないけど「本物のシマンチュのカッコよさ!」みたいなものを感じます。昨日はイノシシ猟の話をしてるときに、「イノシシやハブが近くにいると臭いで分かる!」とゆーいかにもシマンチュらしいことを言ってました。こんなことを書くと「うさんくさい!」と感じる方も多いと思いますが、島に住んでいると素直に信じられる(あながち嘘とも思えない)んですよね~! 話の中では「臭い」とゆー表現を使っていましたが、おそらく「嗅覚」だけではなく人間の持っている「五感」をフルに使って感じ取ってるのだと思います。で、もっと凄いのが「五感をフルに使う!」といっても、そのことだけに100%集中してるのではなく、ほかの事(このときは畑仕事をしてたらしい)をしながらも感覚のアンテナに引っかかるってのが実戦的で凄いと思ってしまいます。こーゆー感覚を自分も身に付けたいのですが・・・。これって、島で生まれ育って、島の空気を吸って、島の水を飲んで、島の魚や野菜・肉を食べて、島の自然を感じて、身体の細胞の全てに島エキス(?)が染み込んでるからこそなせる業なんですかね? シマンチュの中でも特に野性味の強い一部の人だけが身に付けてる感覚だと思ういます。ちなみに、ハブの臭いは「小便くさい!」だそうです。
(↓)マユンガナシーの写真は「撮ってくれるな・・・」とのことだったので、代わりに闘牛大会での写真を! 手前で勢子をやってるのがエイタロウさんです。