天下取ったる!

海の生き物ブログ

天気:雨 風:北東~北 波:3.0~5.0m 気温:20度

今日の石垣島は大荒れの天気です! 雨振りな上に、北風ビュンビュン! おまけに気温も20度までしか上がらず、真冬な天気となってしまいました・・・。 ちなみに、今(夕方5時)の気温は16度! 間違いなく、この冬一番の冷え込みです!

そんな感じなので、今日は事務所の中でパソコンと年賀状書きな1日でした。
書中見舞いは遅れに遅れてお盆を過ぎての投函となってしまったので、年賀状はそんなことにならないように頑張って仕上げております。

ちょびはと言えば・・・・・最近、発情期に入ったらしく、ちょびフェロモンにつられて事務所の周りをオス犬がウロウロ!
そのたびにちょびは入り口(寒いので閉めてます!)まで行って、鼻息荒くドアの隙間から臭いを嗅いでいます!

カシワハナダイ

写真はカシワハナダイの婚姻色です。
ちょびの発情にかこつけてるのですが・・・。

魚類の中には、発情していることを異性にアピールするため、このように体色を変えるものが数多くいます。
まぁ、人間も異性の気を引くために、着飾ったり化粧をしたり高い車に乗ったりと様々なアピール方法をとるので、根本的な部分では大して変わらないと思うのですが・・・・・自分の意思で体の色を変化できるってのはやっぱり凄いですよね!

しかし、体の色を変えるなんてのはほんの序の口で、自分の意思で性転換までしちゃうヤツもいるから凄い!
ちなみに、カシワハナダイなどハナダイ系の魚はメスからオスに性転換します。

最近は医学の発達で、性転換をする人間も出現していますが、魚の場合は性転換して繁殖までしちゃう(正しくは繁殖の為に性転換する!)ので、人間のような外見だけの性転換とは訳が違います!
このときに分泌されるホルモンとか研究すれば、セックス・ジェンダーの人たちの為の究極の性転換薬も作れるのでは・・・?

で、性転換と言えば、クマノミの話が有名ですが・・・・・

クマノミ1

クマノミの場合は、女帝タイプの逆ハーレムを形成しており、1匹のメスと複数のオスで集団を作り、メスが死んだ場合は集団の中で2番目に大きかったオス(群れのNo2!)がメスに性転換します。
ってことは、2番目に大きかったオスは「自分は2番目!」ってことを認識してたからこそ、メスがお亡くなりになった暁には「よっしゃ、俺が天下取ったる!」と一念復帰(?)してメスへと性転換するわけで・・・?

クマノミ2

そー考えると、クマノミ社会も人間社会も・・・・・根本的な部分では大して変わらないような?
例えが古いけど、クマノミの集団を国立浪速大学付属病院、クマノミのメスを教授の座、2番目に大きいクマノミを唐沢寿明(財前五郎)に置き換えると・・・・・白い巨塔の出来上がり~!

まぁ、舞台を大学病院に限定しなくても、おいしい思いができる環境(?)であればどこにでもあてはまるのですが・・・。
結局、人間も本能に忠実に生きてるってことでしょうか?

なんか、昨日の日記と同じようなまとめ方になってしまいました・・・・・すんません!

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