「台」
ダイビングブログ2003年7月17日
天気:晴れ 風:南 波:1.5m 気温:33度
1ダイブ 竹富南
透明度:20m 水温:29.5度
今日、朝刊をみてビックリ! 天気図の左下(フィリピンの南)に「台」の文字が・・・。せっかく週末はお客さんが入ってるのに、またまた振り回されそうです。
しかし、そんなことよりももっと大事なコトが! 竹富南の猫の足に「ナンヨウハギの幼魚がいた」とフジイさんに教えてもらってたのですが、確認しないまま台風で流されてしまう~! ってことで、急遽ダイビングしてきました。「ナンヨウハギ?」と思うかもしれませんが、石垣島ではナンヨウハギは超レアなのです。八重山で見ようと思ったら「波照間島までいかないと見れない!」ってくらい、なぜか石垣島の周りではほとんど目にしない魚なのです。で、さっそく船を出したのですが「猫の足がわからない!」しばらく船を走らせながら捜したのですが「燃料がピンチ!」ってことで、潜った事のないリーフにアンカーを打って潜ってみました。
リーフの回りは水深7mと浅め。しかも竹富にありがちな砂地ではなく、細めのエダサンゴが一面に広がっていました。サンゴの間を探すと2cmくらいのイロブダイの幼魚がいました。特別珍しい魚ではないのですが、こっちを気にしながらヨチヨチ(?)と泳ぎ回る姿がキュートです。超幼魚(1cmくらい)よりも少し成長していたのですが、体色の白とオレンジのコントラストがはっきりしてて可愛かったです。エダサンゴの間にはアカネダルマハゼも! 一見するとキイロサンゴハゼみたいなのですが、頭でっかちでおたまじゃくし型! イザリ系・カサゴ系みたいな「へ」の字の口が愛嬌あります。その他、チョウチョウウオ系の幼魚もたくさんいました。個人的には好きなリーフだったのですが、水路に近くてけっこう流れてたので「ダイビングには使えないかなぁ?」って感じです。
(↓)イロブダイの幼魚です。まだまだかわいいサイズでした。
和名; イロブダイ
英名; Bicolour parrotfish
学名; Cetoscarus bicolor
沖縄名; イラブチャー