ヤコウ貝の群れ?
ダイビングブログ2004年4月30日
天気:晴れ時々曇り 風:南東 波:1.5~1.0m 気温:26度
1ダイブ 御神崎カスミの根
透明度:35m 水温:24.5度
2ダイブ 石崎マンタスクランブル
透明度:20m 水温:24.0度
3ダイブ 大正ロマン
透明度:25m 水温:23.7度
今日は晴れてはいるのですが、空一面に薄雲が広がった中途半端な天気です。昨日の夜から風が南東に回ったので、北からのウネリはほとんど無くなっていました。海も穏やかでお客さんも1人だけだったので、調子に乗って川平の「荒川」まで船を走らせてしまいました。
1本目はカスミの根。「出勤途中のマンタに会えるかな?」と甘い考えでエントリーしたのですが、やっぱり会えませんでした・・・。しかし透明度は最高! カスミの根から遥かかなたの根まで見渡せるほどでした。実際には35m以上は抜けてたと思います。ドロップオフの壁面なんて雰囲気バツグンでした。ワイド系のレンズで写真を撮りたかったところ! 根の上のカスミチョウチョウウオの大群もキレイな水の中で見ると一段と引き立ちました。
2本目はマンタスクランブル。今日も1匹のマンタが石崎中をグルグルと動き回っていました。時々ホバリングもするのですがあまり長い時間は続けてくれませんでした。が、昨日に比べるとサービス精神旺盛で頭上通過が何度もありました。疲れたけど満足!
3本目は大正ロマン。このポイントは、川平エリアで石崎を除けばダントツに好きなポイントです。まだキンメ&スカテンは群れていなかったのですが、白い砂地に続くアーチは幻想的です。アーチの入り口では小型のナポレオンが通過! 東側のパッチリーフには、ハナダイ系の幼魚やハマフエフキ・クマザサハナムロが群れていました。砂地ではトウカムリ貝を発見! と思ったら中味なしの貝殻でした。貝といえば、石垣島ではめったにお目にかかれないヤコウ貝がいたるところにゴロゴロしてました。サザエの化け物みたいな形をしてるのですが、身は美味いし貝殻は磨くときれい! 「こっそり持って帰ろう・・・」と、よこしまな考えが頭をよぎったのですが、手にとって見ると貝殻に印の付いた水産試験場の放流した貝でした。泣く泣く(?)もとの場所に(口を下にして)返してきました。根の上では1cmくらいのセンヒメウミウシを発見しました。自分は初めて見るキレイなウミウシでした。お客さんがデジカメで撮影した画像を「ゲストのウミウシ写真館」にUPしときますね~!
http://album.nikon-image.com/nk/
(↓)御神崎カスミの根のアカネハナゴイです。
和名; アカネハナゴイ
英名; Peach fairy basslet
学名; Pseudanthias dispar