伝統のハーリー
石垣島ブログ2004年6月22日
今日の石垣島は晴れ。はるか彼方の南西から暖かい風が吹いてきます。夏風(カーチバイ)です。これから本格的に夏が初まります。
ちょびは風を受けて大ハシャギです。滑り台を駆け上り、滑り降りを繰り返しています。小さいのに脚力はたいしたもんです。着地はピョンコ~と人間顔負けの大ジャンプです!カッコいいぞ!ちょび。
ハーリーは大勢の観光客で賑わったようです。ハーリーに参加する人、応援する人で会場は熱気ムンムンだったのでは?!
新聞でマドンナハーリーはチセ先生率いる「ちせ’ず」が3秒差で5連覇を成し遂げました!おめでとう!!先生。「来年はエントリーしないよ。今年が最後。」と言っていたので影ながら応援していました。
地元ピーのヨシエさんも参加すると言っていたので(職域かな?マドンナかな?)どうだったでしょう。後でメールせねば!
石垣島のハーリーは98年の伝統行事です。(戦争中は一時中断したようですが)海人(うみんちゅう=漁師)は大会に出場することが「漁師の誉れ」だったようです。もともとは沖縄本島の糸満の行事(中国から伝わった)です。糸満の人たちが石垣島に移り住むようになり石垣島でも始まったようです。とにかく負けられない!!本気の勝負なので練習にも力が入ります。昔は1ヶ月前から漁を休み練習したらしいです。(その間の仕事は休みです。)今では練習期間は一週間と決められているみたいです。
海人の練習を見ていると、組の長老達が激を飛ばして「あーしろ。こーしろ。」と教えています。漕ぎ手の順番も指示します。ケンカ寸前までいってます。
その後はみんなで酒盛りです。ほんと夜中まで、朝方まで語りながら飲んでいます。
今年は東一組(あがりいちくみ)が総合2連覇です!本当におめでとうございます!!
東一組は登野城漁港の方々です。監督のカリマタさんは闘牛大会の勢子もやっているのですが、今回は姿が見えないと思ったら、やっぱりハーリーだったのですね!夜はさぞかし美味しい泡盛を朝まで飲んだのでしょうね。