噂のクマドリイザリ~
ダイビングブログ2004年7月1日
天気:曇り時々晴れ 風:南東 波:7.0m 気温:31.5度
1ダイブ 米原Wリーフ南
透明度:25m 水温:27.7度
2ダイブ 荒川ヨスジの根
透明度:30m 水温:27.9度
3ダイブ 石崎マンタスクランブル
透明度:20~25m 水温:28.5度
今日も台風7号の影響で南風ビュービューです。当然ながら海もシケシケ! 「こーゆー風向きの日は川平しかないでしょ!」ってことで、「ピュアティ」のヤナギさんに乗合いをお願いして潜ってきました。市街地の海(南側)は凄いことになってたのですが、川平湾に着くと風は強いのですが、風波はそれほどでもなく予想以上に穏やかでした。
1本目は米原南。今日の米原は水も抜けてて気持ちのいいダイビングになりました。ナマコを捲ると限りなく100%に近い確率でウミウシカクレエビ(ナマコマルガザミも!)はついてるし、ベラ系・スズメダイ系・カエルウオ系の幼魚はいっぱいだし・・・・・さすがは「プカピー」です。前回(6月26日)見つけられなかったクマドリイザリウオを今日はバッチリ見てきました。と言っても、見つけたのは自分ではなくお客さんです! ってゆーか、あまりにも擬態が上手すぎてアレを見つけるのは自分には無理! 断言しちゃいます! 深場の意外な場所ではスミレナガハナダイを発見! オスはバリバリに婚姻色をだしていました。その他、ウルマカサゴ・ミナミハコフグ(yg)・エンマゴチ・コールマンウミウシなど。
2本目はヨスジの根。ここも今日は水が抜けていました。ガーデンイールは数は少ないものの、1m以内まで簡単に寄せてくれます。ヨスジの隣の根にはスカシテンジクダイやキンメモドキが増えていました。そのほか、タテジマキンチャクダイ(yg)・ケラマハナダイ(yg)・イソギンチャクモドキカクレエビ・オランウータンクラブ・バブルコーラルシュリンプ・ウコンハネガイなど。
3本目は石崎です。7月のマンタスクランブルにも関わらず・・・・・ボートは1隻のみの貸切り状態! こんなにのんびりと潜れるなら、台風で海がシケるのも悪くないかもしれない? 「パナリの根」では2匹のマンタが行ったり来たり、「ウミウサギの根」周辺ではメスマンタ1匹がホバリングを続けていました。ニコノス15mmのお客さんも、あっとゆーまにフィルムを使い切るほどの寄りっぷりでした。
(↓)川平地区で噂のクマドリイザリウオ(クマドリカエルアンコウ)黒×オレンジです。意外なところにひそんでいました。
和名; クマドリカエルアンコウ
英名; Clown Anglerfish , Warty Frogfish
学名; Antennarius maculatus
以前はクマドリイザリウオという和名でしたが、「イザリ」が差別的用語であるため2007年に現在の和名クマドリカエルアンコウに改称されました。