波照間島の神様の一人に合いました
石垣島ブログ2005年11月12日
今日の石垣島は朝から雨。久し振りの雨です。午後からは晴れの予報なので草むしりをしようと思っています。が、雨は止みません。石垣島祭りで買ったブーゲンビリアちゃんと島とうがらしは雨が多量なので屋根の下に避難させました。
ちょびはまっちゃんとお部屋で過ごしています。私が起き出すとちょびの顔つきが変わって「出動ですか？！」になるのですが、今日はダイビングがお休みなのでまっちゃんとグタグタしていなさ～い。許可！！私はゴミ出しにお店に出勤です。朝の８：３０ＡＭには出さないとね～。朝早いんだな～、これが。今日は雨だから新聞や雑誌やダンボールは止めておきましょうね。
さてと･･･１１月１０日（木）に戻って･･･波照間島２日目です。
朝はミハルさんに起こされました～。「携帯が鳴ってるよ～」って。う～ん確かに･･･目覚ましで６：００AMに起きてしまいました。朝ご飯は８：００PMからです。布団の中でグタグタです。「あんたよ～、寝てないってすぐに寝てたよ～」と言われ「ミハルさんとおしゃべりしたじゃない？！」と言ったら次の瞬間にイビキが聞こえたと言われてしまった･･･。確かに記憶がない！ミハルさんと言えば･･･「吉宗」の本を持参！パチンコ・パチスロ攻略法を勉強しているようです。･･･私は歴史の本だと思っていました。秋の夜長を過ごしたようです。笑。
朝ご飯もボリューム満点！卵ご飯で一膳。海苔で一膳。梅干で一膳。ってか？！恐ろしいほどの食欲です。おじぃは朝から神事で忙しいらしく「まだ領収書を書いてないさ～」･･･全然ＯＫ！料金を支払って忙しいおじぃと笑顔で写真！ありがとね～！！「また来るね～」とバイクでニシ浜へ。ミハルさんは星砂取り。私は貝殻探し･･･海岸線をずっ～と歩きました。途中で海に向って何かしているおじぃがいました。背中が絵になると思い写真を撮ろうとしたら線香の匂いがして「拝み」だと気がつきました。写真を撮るわけにはいきません。
一段落したおじぃに「おはようございます」と挨拶したら、いろんな話をしてくれました。
おじぃは波照間島出身で現在は那覇に住んでいる。奥さんと娘を亡くしている。島の行事に合わせて里帰り（多分、たましろ荘のおじぃが言っていた神事のこと？）して「酉」の方角に向って神様に「拝み」をしていたということでした。（亡くなった奥さんと娘さんが酉年生まれの人だから）
おじぃが自分のことを話してくれたので、私も自己紹介です。
おじぃは現在が充分でないということは･･･「不足」いう言葉で言っていました。自分の時はそうであっても子や孫たちの為に祈ると。おじぃが言っているのは物欲ではなく心の安定であり安息です。心が休まらないと人間はダメになると。その為に祈りが必要。忙しい時代になってしまい大切なものが失われていっても気がつかないようになってしまったと。
･･･まさしくおじぃが神様のように思えてきました。私がここでおじぃに出会ったのも私にこのことを教えてくれる為だったのでは？！と思えてきます。
砂を踏みしめ帰っていくおじぃの後姿が小さくなっていきます。最後に振り返り･･･私を見たのか、酉の神様に向ってかはわかりませんけど手を振るおじぃでした。
それからは･･･私が波照間島の空をダイビングすることになるとは？！
おじぃと一緒に「旅の者です。何事もなく無事に石垣島に帰して下さいね～」と願ったのがよかったのだと思います。
