「にらさにしゃ」
石垣島ブログ2006年2月3日
今日の石垣島は晴れのち曇り。この調子だと午後からは崩れる感じ。内地も寒波がくるって~?!もしかしたらその影響で石垣島も寒くなると思います。
ちょびはまっちゃんと先に出勤です。久し振りにお布団でも干すか~という天気だったのでお部屋を掃除しました。たまにはこっちも掃除しなくちゃね~。お店に行くとちょびが熱烈歓迎!可愛いね~、車の音で私がきたことが分り、外に出ていました。引くぞ!ちょび…車のドアを開けるとピョンコ~と飛び乗ってきます。その後はもちろんチュッ~チュッ~!!
散歩は久し振りに3人揃って海岸ロードです。先に歩くちょびですが、私たちがちゃんとついてきているか確認しながら振り返ります。また可愛いんだな~、これが!!
今日は隣りの郵便局の所長さんのご好意で「那良伊千鳥・八重山コンサートツアー~にらさにしゃ」に行ってきました~。西表島出身の唄者~(うたしゃ~)の方です。最近、Tさんから教えて頂いた(…勝手に私が感動して使っている!)沖縄~奄美の民謡を唄う方を唄者~と呼ぶようにしています。
「那良伊千鳥」さんのお名前やCDは見かけていたのですが、実際に唄を聞くのは初めてです。
楽しみにして出かけました。まっちゃんは用事があって遅れて登場です。
彼女は所長さんの西表時代の教え子さんだったようです。所長さんはあっちにもこっちにも沢山の教え子がいて民謡の幅の広さというか繋がりというか…驚きます。所長さんは正統派の安室琉の師範?…ごめんなさい。お隣りだというのによく理解していない。…三線の腕と唄の声は素晴らしいですよ。チャリティで各離島のコンサートに三線を持って参上のようです。
沖縄の子供たちは小さい頃から民謡やエイサーを習っています。唄の意味が分からなくても、エイサーのパーランクーの音が外れていても、何回も聞いて唄い、エイサーを踊り体が覚えるのだと思います。
この間の安里勇さんのコンサートに師匠の山里さんが出れていました。
山里さんが唄った歌はある個所が微妙に音がズレていました。???まさか上がってしまってと思ったのですが、歌の2番目や3番目もそこだけは同じように微妙にズレるのです。
初めて何千回、何万回も唄い心がこもった歌だから、どうしてもそこは外れるのが山里流ということに気がつきました!そこまで唄い、初めて歌がものにできるのだと知らされました。
島人恐るべし!!歳が一桁の時から初めてここに至る!ってことですよね。ないちゃ~の私はそう簡単にはマネできない…。
沖縄ブームの中で縁あって石垣島に住んでいる私たちですが、最近、沖縄を通して自分の故郷である盛岡を考える私です。