トラブル発生!
ダイビングブログ2006年9月21日
天気:曇り時々雨 風:北東 波:1.5m 気温:27度
1ダイブ 真栄里エビ穴
透明度:16m 水温:
2ダイブ 宮良トカキン曽根
透明度:20m 水温:
またまた天気が崩れてきました・・・。 今日の石垣島は時折小雨が降ったりの曇り空な1日でした。風は北に回ったのですが、肌寒いような生温いような変な感じです。
今日はいきなりトラブル発生! エンジンが温まるまでいつもより時間がかかったので「何か変だな?」と思いつつも「昨日は動かさなかったのでそれでかな?」と自分を納得させつつ出航! ちなみに毎日連続で出航していると、翌日の朝にエンジンを触ってもまだ温かいのですが、1日置いて休ませると完全に冷たくなってます。離岸して少しづつエンジンの回転数を上げていっても、いつもだと600回転くらいで消える「充電」の警告ランプが点いたまま! この時点で異常に気付いたものの「電気を使いすぎたかな?」と勝手な解釈をして、重要でない電気源(GPS・トイレ・ファンなど)のスイッチをオフにして対処! しかし、回転数を更に上げると水温系の針が急上昇してレッドゾーンに突入! これはヤバイってことで、トロトロ運転で港に戻ってきました。マフラーから冷却水は出てる、キングストンも詰まっていない、冷却水のベルトも切れてない・・・・・原因が分からず完全にお手上げ状態! エンジン整備をお願いしている整備士のオオナカさんに電話して事情を説明すると即座に「ベルトは見た?」の一言! 「冷却水のベルトは大丈夫だった!」と説明すると「その奥のラジエターのベルトは?」と聞かれ、再度エンジンルームへ入りベルトを確認すると、一番奥にあるラジエターと発電機を回しているベルトが切れていました・・・。
症状を聞いただけで原因を即座に突き止める! さすがはプロ! オオナカさん、頼りにしてますよ~! 自分の経験・知識だと、症状には気付いても原因までたどり着けないケースも多いですからね・・・? で、原因がはっきりと分かったので、ベルトを交換しての再出航となりました。が、これがまた大変! ナットは死ぬほど硬く締まってるし、エンジン場が狭くて無理な体勢なので力は入らないし、しまいには他のベルトも気になって調整し直してたり・・・? 四苦八苦しながらの作業となり、ベルトの交換が終了したのはお昼過ぎ! 自分は煤とオイルで真っ黒です! そんな訳で、うちのお客さんは半日スノーケルコースと1日体験ダイビングコースだったので、日程を明日に変更して頂きました。申し訳ありません・・・。
乗合いのショップさんを乗せての再出航となったので、自分は例のごとく(?)プライベートダイビングです!
1本目はエビ穴。台風後よりも水が濁ってきています。穴の中にはカノコイセエビ3匹・オオサンゴサラサエビ無数・・・・・って感じです。アーチの出口ではナポレオンにも会えました。
2本目はトカキン曽根。1本目の残タンクでちょっとだけ潜ったのですが、船の下には100匹近いホソカマスの群れが! 30分間これだけを見ていました。動くたびに群れ全体の形が変化して、さては南京玉すだれ(?)を見てるみたいでした! 乗合いしたショップさんは、50匹くらいのバラクーダの群れも見れたらしいです。
(↓)トカキン曽根のホソカマスの大群! ホソカマスと言えども、これだけの数で群れると圧巻でした!