「心を鍛えた甲子園」八重山商工・夏物語
石垣島ブログ2006年9月23日
今日の石垣島は晴れ時々曇り。気温も過ごしやすい1日です。フィリピンの東海上に低気圧の雲が集まりだしています。…多分、その影響で風がやや強いです。うねりもありそうな気配です。
ちょびは海岸ロードの散歩です。最近のちょびは秋の味覚を堪能?しています。梨でしょ~。葡萄でしょ~。もちろん梨は少量ですよ!葡萄は皮です!うんこに反映されるから面白い!梨だと表面はいつも通りですが、うんこ検査の時にホジホジするとクニャ~って柔らかい。葡萄はポリェノールたっぷり。…しかしうんこはイカ墨のようです。笑。…何も知らない人が見たら病気?!って思うかもね~。今日は梨ですから、クニャ~でした。うんこ柱は立ちませ~ん。
夕べは台風13号がやってきた日に放送されたNHKの特番「心を鍛えた甲子園」八重山商工・夏物語のビデオを見ました。一箇所、砂の嵐が混じっていたのですが全部見れました。良かった!ちゃんとビデオが撮れていて。
伊志嶺監督は自分の役割に気が付かれたんですね。何故に長男を亡くされたのか、何故にこの子たち(八重山商工野球部員)と出会ったのか。…自分は何をしなくちゃいけないか。
自分に起こる全ての出来事は起こるべくして起こった。そのことをどう捉えて、どう向き合うかで今の結果が出る。今の結果が未来につながる…。私の場合は…?自分のことになると分からない。…
大嶺裕太を見守る伊志嶺監督は父親のようです。多分、今まで変わらずにずっ~とそうだったと思います。
伊志嶺監督は裕太が小学校3年生の頃から野球を教えてきました。本気で向き合ってきたのだと思います。練習が厳しくて逃げ出したこともあったそうです。殆ど毎日が怒られっぱなしのようです。誉められたことは少ないとみました。監督は裕太の性格を見抜き、厳しく教えてきたようです。裕太のクセで何を考えているかも分かるようでした。裕太は嫌なことがあると逃げる性格の持ち主のようです。…
夏の甲子園の2回戦。対松代戦で先発を外された裕太…投球に集中できない裕太だったから。戦う顔ではない!打たれたって、何クソっと思って相手に戦いを挑む気持ちが大事と監督は言ったのだと思います。明日は対智弁戦…夜のミーティング後に監督と2人で話をしたようです。監督からは「試合中は下を向くな!」と言われたようです。そのせいか試合中の裕太は打たれても笑顔でした。(心からのではないです。でもチームメイトに暗い顔は見せられない。自分から暗い顔をしたらチームのみんなに心配をかけるから…裕太は下を向く変わりに天を仰ぎました。そして笑顔。)
結果は智弁には負けてしまいました。けど、彼らの夏は未来につながったのだと思います。島の人たちに諦めなければ、努力すれば夢は叶う。未来の甲子園のマウンドに立とうと夢見る子供達が沢山増えました。そして各自。高校を卒業して進む道を自ら切り開いていったのです。
やがて裕太の笑顔は本物になるでしょう。…
夏の甲子園を終えて、監督と3年生で撮った記念写真。彼らの笑顔は輝きの中にも深く澄んだような…大人になったような…この時を忘れない。一緒に過ごした時間を、仲間の大切さを忘れないって顔でした。いいね~いいね~。