盲導犬クイールの一生

2006年11月28日

ぷちのひとりごと

今日の石垣島は曇り。久し振りに涼しい？です。…風は弱い北かな？

ちょびはまっちゃんとダラダラ体制です。笑。…シーズンオフになりかけているので私たちと過ごす時間が多くなった為にお昼寝ができず、寝不足気味です。笑。…という訳で、まっちゃんと２人で朝寝坊な２人です。笑。

このところ、夜はＤＶＤ三昧です。「盲導犬クイールの一生」ＴＶ版です。映画よりも詳しく描かれています。
盲導犬になる為に生後４３日で親元を離れて、パピーウォーカー（子犬育成ボランテァ）のお家に預けられて人間が大好きになるよう愛情タップリに育てられます。その期間は約１０ヶ月。

クイールは生まれた時は「ジョナサン」と呼ばれていました。お腹に黒い模様があり、それが鳥の羽に似ていて「かもめのジョナサン」から名づけられたようです。親犬からおっぱいをもらいながら兄弟と一緒に個性豊かに育つ「ジョナサン」…同じ親を持った兄弟でも成長するにつけて個性が表れるんですよね。ちょびもそうでした！

生後、間もなく一ヶ月になろうとしたちょびは３匹の兄弟の中で一番元気がよくてやんちゃでした。他の２匹に比べてちっちゃくて手足が長くヒョロヒョロした感じ。目が据わってなくて横になって寝ているとまぶたが半開き。…白目をむいていました。笑。（今、思えば目が大きいからなんですよね～。）お兄ちゃんの「トロ」に比べると、なんてへんてこりんな犬と思ったのですが…。（トロが一番ラブの子供っぽかったです。可愛かった～。私はトロをもらおうとしました。まっちゃんはお姉ちゃんの「ハナ」ちゃんがお気に入りでした。そんな思惑をよそにちょびが松永家にきたのですが…結果はちょびでよかった～！！）

ちょび1

どうしてもちょびとダブってしまうところも多くて…ワンちゃんを飼っているお家なら分かることも多くて、涙なしには見られません。人間一人一人に沢山の人が関わり合って、いろんな出来事があってＤＶＤでは「犬は犬」、「人間の都合でいいようにされている」とか考えている人も確かにいるし、みんなが盲導犬の訓練に対して暖かく感じていない人も一部にはいることも淡々と語られていました。ドラマの大部分はそれは問題ではなく他のことを語っていますけどね。

犬は人間ではありません。だけど、人間以上にいろんなことを教えてくれます。ものが言えないだけに目線を同じにすると彼らが私たちに言葉では語り尽くせないくらいの信頼関係を示してくれます。一緒にいるだけで安心できたり、時には慰めてくれたり。ちょびも私が泣いたりすると顔中をペロペロと舐めてくれます。「ママ～、泣かないで！」って。一緒に過ごす時間はちょびの愛情に満ち溢れています。これが癒されるんだな～。

今回の「盲導犬クイールの一生」は映画のＤＶＤではありません。
私たちはＴＶでも放送されていたことは知りませんでした。ＮＨＫが連続ドラマにして放送したＤＶＤ。ぜひ、時間をつくってご覧ください！お奨めのＤＶＤです。

ちょび2