オニヒトデ侵入防止柵
ダイビングブログ2007年3月8日
天気:雨 風:北東 波:3.0m 気温:17.5度
1ダイブ 竹富南オニヒトデ侵入防止柵周辺
透明度:22m 水温:22.1度
2ダイブ 竹富南ミルキー南
透明度:25m 水温:23.8度
今日の石垣島は、小雨の降り続く寒々とした1日でした。
海も、シケてると言えばシケてる、それほどでもないと言えばそれほどでもない・・・・・なんだかよく分からない中途半端な状態が続いてます。
水がキレイなのがせめてもの救いですが、いったいこの天気いつまで続くんでしょうか?
今日は八重山ダイビング協会の面々で、サンゴ礁保護活動(オニヒトデ駆除)へと出かけてきました。
今年から環境省の意向で、試験的にオニヒトデ侵入防止柵なるものを設置することとなりました。
一昨年あたりから役所や専門家(?)の考え方は、本来の「オニヒトデの大発生を防ごう!」から「守るべき場所を守れる範囲でオニヒトデから守ろう!」へと方向転換しつつあったのですが、今回のオニヒトデ侵入防止柵の設置は新しい方針へと切り替わったことの現われなんでしょうか?
自分個人の見解としては、すでにオニヒトデの大発生にあってしまった沖縄本島周辺や宮古島などの地域ではオニヒトデ侵入防止柵もある程度の効果があるかもしれませんが、いまのところオニヒトデの大発生を抑制できてる八重山地方では今まで通り食痕を探しながら地道に駆除を続けたほうがいいような気がするのですが・・・?
でも、現状として大発生を抑えられてるだけであって、この先どーなるかは分からないので、完全否定はできないんですけどね!
ちなみに、オニヒトデ目線だとこんな感じ、
サンゴ目線だとこんな感じです!
本日、自分が見つけたオニヒトデは2匹のみ!
2匹ともミルキー南で見つけました。
駆除数が少ないにこしたことはないのですが、なんだか物足りないようなスッキリしないような変な気持ちです・・・。
おそらく心のどこかに、「今日の場所にはいなかったけど、他の場所にはもっといるかも?」とゆー不安感(?)が残ってるからでしょうね!
オニヒトデ / サンゴ / ダイビング / 八重山ダイビング協会