自発的ボランティア活動!

ダイビングブログ

天気:曇りのち晴れ 風:東 波:2.5~2.0m 気温:23度

1ダイブ 竹富南サブマリン南
透明度:20m 水温:23.1度

2ダイブ 竹富南サブマリン南
透明度:20m 水温:22.1度

今日の石垣島は、久し振りに晴れの気持ちのいい天気になりました。
風も東に回り、海も穏やかさを取り戻しつつあります。

そんな天気なので、今日はダイブクリエイトのサエキさんをお誘い(拉致?)して、前々から気になっていたサブマリンの根周辺のオニヒトデ駆除に出かけてきました。

オニヒトデ駆除1

自慢するわけではありませんが、今日のオニヒトデ駆除は環境省八重山ダイビング協会とは全く無関係で、自発的に行った純粋なボランティア活動(船の燃料代・タンク代など全て自腹!)です。
とは言え、ダイビング屋さんは潜るのが仕事(勉強)なので、一般ダイバーの人が自発的に駆除活動をするのに比べると、純粋度は少し下がるかもしれませんが・・・?

調査した範囲は、サブマリンの根のすぐ隣りのリーフからもうひとつ南のリーフまでのかなり広いエリアを船を移動させながら2ダイブに分けて潜ってきました。

2ダイブ・2名で駆除したオニヒトデは・・・・・全部で11匹!

オニヒトデ駆除2

数は少ない(?)のですが、駆除したオニヒトデのほとんどが40~50cmクラスの巨大なオニヒトデなので、食痕はやたらと多く水中の景観は悲惨な感じです・・・。

オニヒトデの食痕

が、ちょっと場所を離れると写真(↓)のような2mクラスの大きなテーブルサンゴが点在してたり、一面ビッシリの枝サンゴのカーペット(?)が広がってたり・・・・・場所によってのバラつきが大きかったです。

テーブルサンゴ

大きさ比較の為に、サンゴの真中に駆除棒(70~80cmくらい?)を置いてみました。
港から船でわずか20分のエリアでも、このクラスのテーブルサンゴはゴロゴロしてますよ!

3~4年前に比べるとオニヒトデの発生状況も

1ヶ所に集中して

から

広範囲に満遍なく

へと変わってきている気がします。

今までは、仮に18名のボランティアダイバーがいたら、船3隻に分かれて1ヶ所を6名で調査する形でしたが、今の状況だと船9隻に分かれて1ヶ所を2名で調査する少数精鋭パターンのほうが効率がいい気がするのですが・・・?
そのほうが、広範囲に渡っての情報把握と駆除ができそうです。
啓蒙(関心を持ってもらう!)は無視して、効率のみを考えた意見ですが・・・。

サンゴの元気な場所ではこんなシーンも・・・・・

コブシメの交接1

オニヒトデを駆除してるときに見つけた、交接中のコブシメです!

コブシメの交接2

相変わらず・・・・・激しいですな~!

と、のんきなことを書いていますが、サンゴがなくなればコブシメが卵を産み付ける場所もなくなってしまうわけだし・・・。
いつまでも、こんなシーンが普通に見れる豊かな海であって欲しいですね!

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