ダイビングボートのメンテナンス
ショップ&ボートブログ2018年1月30日
天気:曇り 風:北 波:3.0m 気温:18.3度(13.9度)
石垣島は曇りの天気です。灰色の冬の雲が広がってます。
朝の最低気温も13.9度と底値に近い寒さです。日中の最高気温も20度以下の寒い1日でした。風は昨日に比べると弱まりましたが、天気予報での波高は3mなので、まぁ、冬の海ですね(^^;)
昨日は久しぶりの海で、上等号Ⅱも超久し振りに走らせてきました。海が波で荒れてても、自分の船を操船して海に出るのは気持ちがいいです。
航行中にエンジンルーム内から異音(振動音)がするので気になっていたのですが・・・
海水ポンプのホースを止めるホースバンドが切れてました。
切れて下に落ちたホースバンドが船体と擦れて振動音がしてたんだと思います。
これ(↑)が切れたホースバンドです。
海水ポンプといってもエンジン冷却系のポンプではなく、漁船とかについてる海水を汲み上げてデッキを洗う用のポンプなので船の航行には問題はありません。が、異音がするのが当たり前の状態になってしまうと、万が一、船の航行に問題がでるような箇所にトラブルが起こったときに見過ごしてしまうので、気付いたときの早め早めの対処が大切です。と、自分では思っています。
でも、それだけやっててもトラブルは起きるときには起きてしまいます。まぁ、トラブルが起こったときに「あのときやっときゃよかった」みたいな後悔をしたくないのでやってる部分もあるとは思います。笑
ホースバンドなどの消耗品は切れてから変えるのではなく、定期的にチェックして切れる前に変えるのが常識ですが、このポンプはプーリーからベルトも外して全く使わないようにしてたので見落としていました。
で、このホースバンドも、1枚目の写真のようにゴムにがっつり食い込むので切れてても切れてないふりをする厄介な性格をしています。切れたら素直に下に落ちてくれればいいのに(^^;)
使ってないのでそのままにしててもいいのですが、念のため船に積んである予備のホースバンドと交換しました。やっぱり新品はステンレスの輝きが違いますね(^□^)
船で使用する場合はホースバンドにも○と×があって、古いホースバンドは×で交換した新しいホースバンドが○です。
×のほうのホースバンドはバンドに切れ込みが入ってるので弱い(すぐ切れる!)と言われています。まぁ、あくまでも船で使用する場合なので、船以外のほかの場面で使用する場合は×のほうが○だったりもすることもあると思います。いや~、パーツって奥が深いですね!
上等号Ⅱのホースバンドは、上等号Ⅱを使い始めた頃(2006年5月)に○のホースバンドに交換したので久しぶりの×のホースバンドを見て昔の記憶がよみがえり、上等号Ⅱを使い始めた頃のことを懐かしく思い出してしまいました。