メガテン!
石垣島ブログ2007年12月12日
天気:曇り 風:南東 波:1.5m 気温:25度
今日の石垣島は、曇り空のパッとしない1日となりました。
が、風はなく湿度は高いので・・・・・暖かいを通り越して蒸し暑いに近い状態です!
今日はダイビングはお休みです!
海も穏かなので、ここんとこ絶好調な「トカキンの根」でキスデジ片手に早朝プライベートダイビングを楽しもうと前々から画策してたのですが・・・・・昨日、船の給油をしたときに何気に領収書を見ると・・・・・
重油、リッター89円!
お店をオープンした当初(5年前)は、重油なんて30円台だったのに・・・。
ちなみに、好燃費(?)を自負する上等号Ⅱでも、平均すると3回の出航ごとに200リットルの給油をしています。
ってことは、1回の出航あたり燃料代だけでも・・・・・○○○○円!
ダイビング屋さんが休みの日に、写真撮影やポイント開発・ネタ探しを兼ねてのんびり潜りにいくのも厳しい時代になりつつあります・・・。
2~3ヶ月前に、自分も経済に詳しいお客さんと話して初めて知ったのですが、燃料代が上がり続ける原因としては・・・・・
1.米軍のイラク侵攻以降の中東情勢
2.抽出技術の向上によるコスト高
3.原油市場への投資(投機?)の増大
などがあるそうです。
「1」に関してはいまさら説明するまでもないと思いますが、「2」・「3」に関しては自分は全く知らなかったことなので・・・・・
ガソリン・石油などの化石エネルギーの枯渇は、自分が小学生くらいの頃から「20~30年後には使い切ってしまう!」と言われていましたが、約30年経った今も同じように化石エネルギーに頼った生活が続いているし、枯渇するのは「50年後?」とか・・・・・逆に増えてる?
これは、今話題のLEDやヒートポンプなどの開発によりエネルギーの消費が減少傾向にある(その分、別のところでエネルギー消費が増えてる気もしますが?)ことと・・・・・
科学技術の進歩により、今までは抽出することが不可能だった周りの岩盤などに染み込んだ原油も利用することが可能になったことなどがあるそうです。
しかし、その分コストもかかってくるので、原油の市場価格は高くなる・・・。
また、原油の市場価格が上がったおかげで、今まではコスト高で採算が合わず商業的に利用することの出来なかった化石エネルギーが利用可能になった・・・・・逆の理屈も考えられます。
と、ここまでは需要と供給のバランスの上に成り立った「ある意味、仕方のないこと!」と納得できるのですが・・・・・許せないのが「3」
いわゆる相場です!
「売り」「買い」「先物」とか「仕手戦」などの言葉が飛び交う、一般人はかかわりたくない世界で原油の値段が吊り上げられていたらしいです。
※ 価格変動の相場なので、今現在はどーなってるのか分りません!
ちなみに、相場の意味を調べてみたら・・・・・
相場
1.市場で決まる商品の値段,価格
2.市場の変動を利用して差益を得ようとする投機的取引
3.妥当とされる金額や方法
と出ましたが、この場合は「2」の「市場の変動を利用して差益を得ようとする投機的取引」に該当すると思っていただければ・・・。
自分たちダイビング屋さんの「船の燃料代が・・・」は企業努力(?)でなんとか解決しないといけないとしても、寒冷地に暮らす人たちは灯油価格の高騰で「暖房代がかさみ家計を圧迫している!」とニュースでも流れていました。
一部の人たちの金儲け目的の為に、生活に密着している商品の価格が上がってしまうってのは、先進国とは思えないくらい文化レベルの低い話だし・・・・・人道的にも納得できない! (モラルに反してる!)
だからと言って、金の匂いがすれば(その類の?)人が集まってくるのは世の常なので、国にもっとしっかりしてもらいたいものです。
でも、今の日本の役人じゃ・・・・・無理かな?
で、本日はプライベートダイブはあきらめて、お客さんとの話を思い出しつつこんなことを考えてたのですが、さらに推理力を働かすと色んなことが想像できて・・・・・下手なDVDを観てるより現実社会の方が陰謀に満ちて面白い(?)ような気になってきました。
例えば・・・・・
ブッシュと石油産業のつながりとか?
マスコミが地球温暖化をやたらと報道することとか?
自分の想像の中では、世界は陰謀と欺瞞と策略に満ちてます?