同時マンタ6枚で乱舞!
ダイビングブログ2003年5月14日
天気:晴れのち曇り 風:南~南西 波:1.5m 気温:30度
1ダイブ 石崎マンタスクランブル
透明度:20m 水温:26.3度
2ダイブ 米原スミレポイント
透明度:18m 水温:26.3度
今日から3日振りのダイビングです。やっぱり海に行けるのはいいですね!
1本目はマンタスクランブル。今日は気分を変えて東の外れの根に行こうとすると、中層でオスマンタ1枚と遭遇! 真横を寄り添うように泳いでくれました。そのあと、いつものようにメインステージの根に向かっていると「さうすぽいんと」のマモルさんが手招きするので行ってみると、クダサンゴの仲間(多分?)が産卵をしていました。普段は花びらのように触手を開いているのですが、産卵中は触手を閉じて回りに1mmほどの真っ白い卵を付けています。このサンゴは昼間に産卵をするみたいで、毎年今くらいの時期から産卵をしてくれます。サンゴの産卵ナイトダイブも明日~明後日くらいが狙い目かな? その後メインステージの根に行くと、待つまでもなくオスメス2枚のマンタが現れましたがホバリングはせずに、ダンスしながら石崎全体をグルグル回っていました。その後も現れては消えのパターンを繰り返していたのですが、現れるたびに「3枚?」「4枚?」と増えていき、気が付けば6枚のマンタが乱舞していました。しかも、メインステージの根ではなく、マンタを待つ根で地面スレスレを旋回してたので、10cm以内(本当!)の超接近マンタの連続でした。頭上にきたときは水底にペッタリ張り付いていないと、バルブやスノーケルが当たりそう(当たってた?)な勢いでした。今日は大当たり!
2本目は、最近コブシメが少なくなってきたスミレポイントへ。しかしエントリーすると、予想に反してユビエダハマサンゴのまわりはコブシメのラッシュ状態! 数えれただけでも9匹はいました。産卵しているメスの後ろで、オス同士が体色を変化させ、足を大きく広げながらバトルを繰り返していました。その後、深場に移動してスミレナガハナダイを見てると、こいつらは今日も求愛行動をしていました。「スミレって1年中求愛するのかな?」 オスはかなりテンションが上がっていた(興奮して燃えてる?)みたいで、1m以内まで近づいても、ダイバーをものともせずにアタックを繰り返していました。水面近くでは、小振りなイソマグロ2匹&80cmくらいのカスミアジが小魚を追って捕食を繰り返していました。
今日はガイドしつつ「自分が1番興奮?」って感じの、大当たりの2ダイブでした。
(↓)貧乏な「てぃだダイビングサービス」は、ワイドレンズを持っていないので同時マンタ5枚が限界でした。デジカメ用に16mm欲しいよ~!
和名; ナンヨウマンタ
英名; Alfred manta
学名; Mobula alfredi