オニヒトデ駆除
ダイビングブログ2003年6月2日
天気:曇り 風:北東~東 波:2.0~3.0m 気温:28度
1ダイブ ミルキーウェイ
透明度:18m 水温:26.2度
2ダイブ リトルサンドパラダイス
透明度:16m 水温:26.1度
今日の1ダイブ目は、フジマリンサービスのフジイさんを隊長に、ミルキーウェイの「オニヒトデ駆除」をしてきました。隊員は自分とふじことお客さんのサカグチさんの3名! 事前の調査では12匹いたらしいのですが、駆除できたのは9匹(フジマリン5匹・てぃだ4匹)でした。表に出てきてるのは1匹もなく全部サンゴの奥深くに隠れていたので、自分達の潜った場所は特に異常発生している様子は見られませんでした・・・・・多分?
1ダイブ後、駆除したオニヒトデを渡しに別の場所で駆除していた「センスオブワンダー」の船に行くと、あっちの船で駆除していた八重山ダイビング協会会長のアンショウさんが「何匹取れた?」と聞いてくるので「9匹!」と答えると「少ないな~、こっちは36匹!」と、勝ち誇った顔で思い切り自慢(?)されました。ちょっと悔しいぞ~!
オニヒトデがたくさん取れるのは、サンゴにとったは良くないことなのですが、実際に潜って駆除してると、段々と「見つける」→「取る」→「獲物が増える」みたいな気持ちになって「1匹でも多く取ったほうが偉い!」の図式が気持ちの中に出来てしまう(自分だけかな?)って感じで、ダイビングとは別の意味ではまります。イサリをしてるのに似てるかも? 各ダイビングサービスが協力して、八重山ダイビング協会の会長自らも参加して、八重山の環境を考え自分達で出来ることをしていく。とってもいい事だと思いませんか?
2本目はリトルサンドパラダイス。ワイド系(ニコノス15mm)のお客さんだったので、ほとんど動かず真中の根にいました。根の回りにはスカテンが群れはじめて、なかなかいい感じになってきました。かわいい系では、メレンゲウミウシやタテジマキンチャクダイの幼魚(親指の爪くらい!)などなど! これで水がもう少し抜けてたら最高だったのに・・・
(↓)オニヒトデ駆除中のサカグチさんです。獲物を探すのに目が慣れてるのか(?)てぃだのオニヒトデは全てサカグチさんが見つけてました。お疲れ様です!
和名; オニヒトデ
英名; Crown-of-thorns starfish
学名; Acanthaster planci
沖縄名; トーガシカー
オニヒトデ / ダイビング / 八重山ダイビング協会