ピアスマンタ?
ダイビングブログ2003年9月26日
天気:曇り 風:北東 波:1.5m 気温:31度
1ダイブ 石崎マンタスクランブル
透明度:16m 水温:30.2度
2ダイブ 大崎ハナゴイリーフ
透明度:18m 水温:27.8度
3ダイブ 名蔵湾アカククリの根
透明度:13m 水温:28.6度
今朝、フジイさんからメールを頂き、昨日のログの「変なヤツ」は「モヨウタケウツボ」かもしれなくて、図鑑によると「極めて稀な種」(国内では数個体しか見つかっていない!)らしいとゆー情報を貰いました。「極めて稀?」ときいて朝から興奮! デジカメでまともに写ってたのは2枚しかなかったので、今度もう1度探しに行ってみよう~!
で、テンションの上がったところで、1本目は久し振りに石崎で潜ってきました。前回(24日)は、御神崎を回ったところでお客さんから「ギブ!」の声がかかったので、今日は1人で川平湾まで船を回し「ホーニフの浜」でお客さんを拾って潜りました。たしかに御神崎を越えたあたりから石崎を超えるまでは「ビッグウェ~~~ブ!」の連発で「帰りたくなるよな!」って感じです。(石崎まで行ってもビッグウェ~ブなんですけどね・・・)で、水は濁ってて水中もウネウネであまり良い条件ではなかったのですが、船は4隻(潜る時には3隻)しか泊まっていなかったのでゆっくりマンタ観察が出来ました。「ナポレオンの根」の東沖にアンカリング。エントリーすると「ナポレオンの根」でオスマンタ1匹がホバリング! そのまま東に消えたので「クマノミの根」に移動すると、隣の「ウミウサギの根」でメス1匹がホバリングをしていました。先客がいたので反対側に回り込み、頭上通過&超接近を楽しんでいると最後はウンコを「バフッ!」として沖のほうに消えていきました。「メインの根」をチェックしながら沖に移動していると、小振りなマンタ1匹が西から東へ目の前を通過! 「クマノミの根」に行くと「ナポレオンの根」と「ハナゴイの根の隣の根」で1匹づつホバリングをしていました。「ナポレオンの根」で「正面マンタ」や「マンタと私」を撮っていたら、マンタが頭鰭を巻いたときに良~く見てみると、頭鰭の内側に釣り針がかかっていました。外そうと思ったのですが、その後ホバリングのコースを変えてそのまま西に移動してしまったので、結局外すことは出来ませんでした。へっぽこガイドですいません・・・ ダイビング関係者の方で見かけた方がいましたら外してあげてください。左のヒレの先のないメスマンタです。お願いします。
2本目はハナゴイリーフ。フリソデエビ情報を仕入れたのでダメもとで探してみたのですが・・・・・やっぱりダメでした! 捲っても捲ってもキンチャクガニやコノハガニみたいなカニしか見つかりませんでした。が、代わりに変なウミウシ(シロボシキヌハダウミウシの赤バージョン)を見つけました。でも見つけたのはお客さんです・・・ その他ジョーフィッシュ・ヤシャハゼなどなど。
3本目はアカククリの根。いつもアカククリが集団で群れているので数えてみました。テーブルサンゴの上で固まってたのだけで37匹もいました。これだけいるのだから「幼魚も1匹くらい?」と前々から思ってたので、今日は真剣に探したのですが見つかりませんでした。アカククリも人間と同じように、人じゃなくてアカククリのいない静かな場所に抜け出してこっそりとエッチするのでしょうか? 誘い出すときの口説き文句は「海を見にいこう!」かな?
(↓)右側の頭鰭の内側にザックリ喰い込んでいます。痛そ~!
和名; ナンヨウマンタ
英名; Alfred manta
学名; Mobula alfredi