似合わないコトしちゃいました。

ダイビングブログ

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体験ダイビング パナリ
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今日は「ハンディキャップダイバーの体験ダイビング」のボランティアに行ってきました。

いきなりこんなコトを書いてしまうと「いい人自慢」みたいで嫌なのですが、自分が担当したのはハンディキャップの子供を持つお母さんの体験ダイビングだったので、まぁやってる事は普段の体験ダイビングと変わりなく、これといった特別な事をしたわけではありません。

去年の12月にPADIメンバー向けに「ハンディキャップダイバーのダイビングのセミナー」みたいなのがあって、自分としては参加したかったのですが、去年まで超多忙なダイビングサービス(?)にいたため参加できませんでした。今年の6月にも今回と同じ企画がありフジイさんから声をかけてもらったのですが、今年は暇なダイビングサービスをオープンしたにも関わらず、運悪く(?)お客さんがはいっており参加することができませんでした。で、今回はたまたまお客さんがキャンセルになり参加できることになりました。本来は2日間のボランティア(11日がプール講習・12日が海)だったのですが、自分は仕事の都合上1日しか参加できなかったので、通常の体験ダイビング担当となりました。で、なぜ参加しようと思ったかとゆーと「なんでだろう?」と自分でも思ってしまうのですが・・・・・なんでだろう?

今年に入ってハンディキャップを持った方(Cカード保有)からのダイビングの問い合わせが2件ありました。てぃだは「食ってけりゃいいや!」的な考えで、普段からお客さん1~2人くらいから船を出してこじんまりとやってるダイビングサービスなので、先に予約が入っていなければハンディキャップの方&付き添いの方の2名で貸切りにしてダイビングをしても構わないのですが「ハード面での対応はできるか?」となると躊躇してしまいます。たとえば、船の乗り降り(小型船なので潮が引いてると岸壁との落差が激しい)とか、ちょっと海が時化たときのエントリーエキジットとか、考えていくと無理があるかなとも思えてしまいます。事実、2件ともメールでそーいったやり取りをしてる間に返信が途絶えてしまいました。

てぃだHPの「コンセプト」にも書いてるように、自分はダイビングは安全なレジャーではなく、潜在的な危険性も含んだレジャーだと捉えています。そー考えた時に、ハンディキャップを持った方(だけに限らず高齢者ダイバーやブランクダイバーやビギナーダイバーなど)のどこまでを通常と同じように受け入れていいものか悩んでしまいます。たとえば「Cカードを取得して1度も潜らず1年以上ブランクの空いてるダイバー」と「ハンディキャップはあるけど講習を終了してCカードを取得して定期的に潜っているダイバー」のどっちが危ないかと考えると、自分は前者のほうが危ないと思ってしまいます。ハンディキャップダイバーとゆーだけで「ハード面が・・・」などと理屈を並べて躊躇している自分が嫌なヤツに思えます。しかしその反面「準備も整っていないのに簡単に安請け合いしてしまっていいものか?」とまたまた考えてしまったり・・・・・そもそもハンディキャップダイバーとゆー言葉があること事体おかしいと思えてしまったり? 同じ料金を頂く以上、ハンディキャップダイバーも健常者も同じように接して同じように海の素晴らしさを伝えていくのが真っ当なダイビングショップのあるべき姿だと思います。

去年までは「どんなダイバーでも潜らせれるのもガイドの実力!」とゆー考え方で、ビギナーだろうが、高齢者だろうが、ブランクダイバーだろうが、体験ダイビングでマンタだろうが、潜らせていたのですが、最近は「自分で潜るのではなくガイドが潜らせるようなダイビングがはたしてダイビングといえるのだろうか?」と小難しいことまで考えるようになってしまいました。あんまり考えすぎて頭から煙が出てきそうです。昨日はこんな事を一晩中考えてしまってブルーになってました。

今回、ハンディキャップダイバーのボランティアに参加して反省点や改良すべき点は山積みなのですが、参加した方々の活き活きとした楽しそうな顔を見ているとなんとなく嬉しくなってしまい、ごちゃごちゃ考えてるのがバカらしくなってしまいました。

(↓)今回デジカメを忘れてしまって写真が撮れませんでした。別に他意はありません。とりあえず無難なところで、ばーさん座りでご主人様の帰りを待つちょびの写真を!

ちょび

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