赤土流出について考えよう ①
石垣島ブログ2004年2月28日
天気:晴れ 風:南東 波:2.0~2.5m 気温:25度
今日も晴れの気持ちのいい天気です。風はかなり強く吹いていたのですが、春を思わせるような南からの暖かい風でした。
今日も赤土調査のアルバイトです。去年の暮れに「ダイブクリエイト」のサエキさんから声をかけてもらって、今年の1月から農地を回って赤土流出調査を続けています。
このバイトをやってる理由は、「冬場のお客さんの少ない時期に収入を得られる」とゆーことももちろんあるのですが、「赤土流出問題についてもっと詳しく知ることができる」とゆー部分もあります。
赤土の流出がサンゴ礁にダメージを与えることは、環境問題に興味を持ってる方ならほとんどの人が知っていると思います。ダイビング中にはサンゴの表面を粒子状の赤土やシルドが覆ってるのを目にすることがありますし、大雨の後などは新川川の河口付近の海に赤茶色のドロ水が流出しているのも何度も目撃しています。にも関わらず、お客さんに赤土流出問題について聞かれても「キビ畑が多いから」とか「牧場をつくり過ぎ」とかの、答えてはいるけど意味を持たない答え方しかできませんでした。結果、赤土流出問題についての話はここで終わってしまうことになります。これって、環境問題に対して自発的に関心を示してくれてるお客さんに対して、関心をそれ以上発展させないどころかそこで終わらせてしまうってことです。なんか変でしょ?
とゆーことで、まだたった2ヶ月間ではありますが、このバイトをして「赤土問題」について自分なりに理解できたことを日記に書こうと思うのですが、文章がまとまらないので続きはまた今度・・・
(↓)八重山キーワード辞典にも書いてた「ンタナーラ橋」が架かっている「ンタナーラ川」です。しりとりでは掟破りの「ン」から始まる地名です。さすがは八重山!