赤土流出について考えよう ③
石垣島ブログ2004年3月10日
天気:晴れ 風:南東 波:2.0~1.5m 気温:25度
今日も晴れのいい天気です。日中はTシャツでも汗ばんでくるような暑~い1日でした。日中、農地を歩き回ったせいか首の周りが火照ってます。段々と紫外線も強くなってるみたいです。それとも、オリオン飲みながら日記を書いてるのでビールで火照ってるだけ・・・?
今日の日記は「赤土流出・・・」の続きです。
前回「石垣島は農地が多い!」とゆーことを書きましたが、農地が多いことは決して悪いことではありません。極端な意見を言えば、農地が少ない(自然が多い)ほど海に流出する赤土は少なくなるのでしょうが、そこで終わってしまうとまるっきり子供の意見です。農家の方々(に限らず第一次産業を支えてる方々)が頑張ってくれてるおかげで、約1億2000万の日本人の胃袋が飢えることなく満たされているのです。(自分は最近太り気味ですが・・・) そー考えると、赤土流出についての話が「キビ畑が多いから」とか「牧場をつくり過ぎ」で終わってしまうのは、問題の本質を見据えていない気がしてきます。
もうひとつ頭に入れておきたいのが、「野底マーペー」の話にもあるように石垣島は移民の島だとゆーことです。石垣島の「大浜」「川平」以外の地区は、元々人が住んでいたのではなく沖縄本島や他の離島から農地開拓のため「強制移住」させられてきたとゆー歴史があります。(強制移住の話は自分もまだ勉強不足なので細かい部分の信憑性は怪しいのですが・・・)
農地開拓と言えば聞こえがいいのですが、分かりやすく言えば農地を増やして「税金」を少しでも多く徴収するための当時の政策です。原野を開墾して農地を作るとゆーことは、機械の発達した今に始まったことではなく、昔から受け継がれていることなのです。それがいきなり、農地を開拓するのが悪いことみたいな言われ方をしても、農家の人にしたら納得できるわけがないと思います。
赤土問題について考えるとき、こーいった事情を頭に入れたうえで取り組んでいくべきだと自分は思うのですが・・・・・続きます。
(↓)やっぱり、キレイな海がサイコー!