幼魚いっぱい!
ダイビングブログ2004年4月21日
天気:曇りのち晴れ 風:東~南東 波:1.0m 気温:27度
1ダイブ ビッグドロップオフ
透明度:30m 水温:23.7度
2ダイブ 竹富南トカキンの根
透明度:17m 水温:24.0度
3ダイブ 竹富南ジャガピー
透明度:17m 水温:23.4度
今日の石垣島は朝のうちは少し雲も広がっていたのですが、お昼前くらいから晴れてきました。しかし晴れてる割には空気が霞んだ感じで、カタグヮーから石垣島が見えないくらいでした。大陸から黄砂が流れてきてるのかも?
1本目は今年初のビッグドロップオフです。外海に面してるだけあって水面はかなりうねっていたのですが、今日のお客さんはミッドウェーでガイドをしていたバリバリのベテランさんだったので強行して潜ってきました。水中は穏やかで流れもなし! 流れなしってコトは・・・・・残念ながら大物系には出会えなかったのですが、カスミチョウチョウウオやクマザサハナムロはうじゃうじゃと群れていました。定番のハナゴンベは幼魚の姿がチラホラと目に付き始めました。やっぱり可愛いですね~! ヒレナガヤッコはバンバンに求愛行動を繰り返していました。
2本目はトカキンの根。いい感じで流れていたのですが、今日は根を少し外れたところでカスミチョウチョウウオやクマザサハナムロ・テングハギモドキが群れていました。トカキン(イソマグロ)も7匹編隊で登場してくれました。ウミウシはあまりパッとしませんでしたが、巨大イシガキリュウグウウミウシはまだ根の上にいたので、こいつが全部喰ったのかも? 近くには普通サイズのイシガキリュウグウウミウシもいました。共食いするのかな? エキジット前にはアンカーの近くでオニヒトデを発見&退治! 今日のは10cmくらいの小型のオニヒトデでした。
3本目はジャガピー。幼魚がたくさん増えていました。アカククリの幼魚・キリンミノカサゴの幼魚・タテジマキンチャクダイの幼魚・サツマカサゴの幼魚(?)など。スカテンの根には、新しく黄色のハダカハオコゼが住み着いていました。三ツ石から流れてきたのかも?
(↓)流れのある所に住んでいるので、普段はあまり目にする機会の少ないヒオドシベラです。幼魚はマンジュウイシモチにそっくりです。以前、パラオで1度だけ見つけたことがあるのですが、石垣島ではまだ成魚しか目にしたことがありません。で、どーでもいいことなのですが・・・・・お客さんに名前を教えるとき、頭の中では「ヒオドシベラ」って解ってるのに、ボードに名前を書くと「ケサガケベラ」って書いてしまいます。今日もやっちゃいました! 何でだろう~?
和名: ヒオドシベラ
英名: Lyretail hogfish
学名: Bodianus anthioides