上等号復活！

2004年8月30日

天気：晴れ　風：南～南西　波：3.0ｍ　気温：32度

１ダイブ　屋良部崎アンカーポイント
透明度：18ｍ　水温：26.7度

２ダイブ　名蔵湾マッシュルーム
透明度：25ｍ　水温：28.3度

３ダイブ　名蔵湾アカククリの根
透明度：20ｍ　水温：27.6度

今日も晴れの暑～い１日です。風はピタッと止みました。まだ北からのウネリは残っているものの、御神崎から南側の海は穏やかでした。

今日から上等号での出航です。
ベアリングを新品に交換したので、スロットルを開けたときにパワーのロスがなくなり、スムーズに加速するようになりました。自分が乗ってる船じゃないと気付かないような微妙な違いですが・・・・・いい感じです！

１本目はお客さんのリクエストでアンカーポイント。エントリーしてビックリ！　透明のブヨブヨは漂っているものの、水そのものはキレイにブルーに抜けていました。根の先端はガンガン（ちょっと大袈裟？）に流れていて、グルクン・クマザサハナムロは大量に群れてたのですが、大物系は現れず！　台風から後、大物運が下がってる（マンタ以外の！）気がします。根の中腹では、ニセゴイシウツボがホンソメワケベラにクリーニングされていました。目がトロ～ンとなってめちゃくちゃ気持ちよさげでした。その他、スミレナガハナダイ・キハッソク・ジョーフィッシュ・バブルコーラルシュリンプ（抱卵中）・セナキルリスズメダイ・ホセキキントキなど。

２本目はマッシュルーム。お昼休憩にウネリの入ってこない名蔵湾に移動したのですが、水が超キレイだったのでそのまま名蔵湾で潜りました。透明度は余裕で２５ｍ以上！　久し振りの気持ちのいいダイビングです。一面に広がるサンゴの群生が見渡せました。マッシュルームの周りには、群れ系の小魚がたくさん群れています。水底付近はウスモモテンジクダイ・根の周りにはネオンテンジクダイ・上空はグルクンの幼魚と、きれいに棲み分けをしていました。キンギョハナダイの群れに混じってカシワハナダイの成魚が１匹！　名蔵湾では初めて目にしました。その他、ベンテンコモンエビ・ネッタイミノカサゴ・ロクセンヤッコ・フタイロカエルウオ・オニヒトデなど。

３本目も名蔵湾です。マッシュルームに比べると少し透明度は落ちますが、それでも充分に水はキレイでした。台風の影響をかなり受けたみたいで、そこいら中に根元からポッキリ折れたテーブルサンゴが転がっていました。アカククリとナンヨウツバメウオの混成軍は、今日は３０匹くらいで群れていました。その中の１匹のナンヨウツバメウオは、排気の泡をエサと勘違いしたらしく果敢にもアタックを繰り返していました。ダイビング中はずーっと後をつけて来てかわいかったですよ！

（↓）なぜか泡が大好きだったナンヨウツバメウオです。こんな感じで近くをウロウロついてきて、息を吐くと泡に突っ込んで口をパクパクさせていました。

ナンヨウツバメウオ