復活の日?
ダイビングブログ2007年9月11日
天気:晴れ 風:北 波:2.0m 気温:30.5度
1ダイブ 名蔵湾デビルドロップ
透明度:16m 水温:27.9度
2ダイブ 大崎アカククリポイント
透明度:18m 水温:27.0度
3ダイブ 名蔵湾マッシュルーム
透明度:16m 水温:28.0度
今日も石垣島は、晴れの気持ちのいい天気です!
北風は相変わらず強めにバヒュバヒュ吹いてるのですが、北からのウネリは若干パワーダウンしたように感じます。
熱帯低気圧が石垣島から遠のいてくれたおかげでしょうか?
昨日のダイビングは、竹富南のキレイな海でスカシテンジクダイに囲まれ癒し系のダイビングでしたが、本日は一変して・・・・・大崎・名蔵の濁った海(?)で、水底に這いつくばってのマクロ系ダイビングとなりました。
1本目はデビルドロップ!
深場へ直行して・・・・・ハゼハゼコースです!
本日もモエギハゼは絶好調です!
計3匹を発見!
極小サイズは見つからなかった・・・。
根の周りではウミガメも発見!
2本目はアカククリポイント!
ここでも水底に這いつくばっての・・・・・ハゼハゼコースです!
キレイ系のハゼが各種(?)揃っておりました。
イロブダイの幼魚は、前回と同じ場所にまだいました。
3本目はマッシュルーム!
自分は船番で~す!
水温の上昇によるサンゴの白化で、マッシュルームのハマサンゴもかなり遠くから確認出きるくらい白くなっていました・・・。
ちなみに、船長の必需品(?)偏光のサングラス越しに見ると・・・・・周りの浅瀬もこんなにクッキリ見えま~す!
船を泊めたり、アンカーを打ったりするときは、水面から見える色の違いで深さや水底の構成物を判断します。
普通、ハマサンゴだと、もっと茶色っぽい色(薄茶色!)をしてるのですが・・・・・この色は、砂地や白っぽいガレ場の色に近いです。
で、思い出したことが・・・・・
自分が石垣島に来た最初の年(1999年)も、前年の水温の上昇でサンゴの白化が酷い状態でした。
その当時もここのハマサンゴは今と同じ状態で、アバウトな山立てでもすぐに発見できてしまうくらい白く目立ってたので、ポイントのレパートリーの少なかった新米船長としてはかなり助けられた(?)記憶があります。
で、翌年あたりから白化していたハマサンゴも復活して茶色い色を取り戻し、それと同時にアバウトな山立てでは見つけにくくなってしまいました。
間違って、隣りの根にアンカーを打った嫌な記憶(?)まで蘇ってしまった・・・。
一部のマスコミや研究者たちからは「八重山のサンゴが壊滅状態!」との声もあがっていますが、直に海に接する機会の多い現地ガイドの自分としては、しぶとい野生の生命力で今回も復活してくれることを信じています!