あせった～！

2007年9月26日

天気：晴れ　風：北東　波：２．０ｍ　気温：３１度

ＯＷ講習①＆スノーケル　大崎ミノカサゴ宮殿
透明度：２０ｍ　水温：２７．８度

ＯＷ講習②＆スノーケル　大崎アカククリポイント
透明度：１８ｍ　水温：２８．１度

今日も石垣島は晴天の気持ちのいい天気が続いています。
北よりの風が吹いてはいるものの、波はそれほど高くもなく・・・・・９月にしては上々の海況です！

本日は、中国の青島（チンタオ）からお越しのリュウさん一家と、昨日からＰＡＤＩオープンウォーター講習をスタートしたナオちゃん・マサトくんの姉弟コンビ、そしてダイブクリエイト・ステディ・ゼファダイバーの３店のダイビングサービスの皆さんに乗合いをして頂き、４店合同満員御礼で元気よくスタート！
と、行く予定でしたが・・・・・

実は、ここ１週間くらいエンジンルーム内に微妙に海水が溜まっており、スタンチューブを締めて調整をしていたのですが・・・・・このスタンチューブがちょっと厄介で、緩いと海水が漏るけど締めすぎるともっとダメ・・・・・やり始めると止まらない完璧を求めるＡ型人間の自分としては出来れば手を付けたくなかった部分なのですが、整備屋さんも忙しいらしくなかなか捕まらないので、指示を仰ぎつつ四苦八苦（？）しながらも調整をくり返しておりました。

で、昨日のダイビング後にエンジンルームを見ると、大量の海水がエンジンルーム内に溜まってる～！
いつもだとウェスで２～３回も拭き取れば大丈夫なくらいの少量の水漏れなのですが、その日は人差し指の第二関節以上の位置まで海水が溜まっていました。

はっきり言って異常事態です！

とりあえず、エンジンルームに溜まった海水をくみ出して、いつものごとく指示を仰ぎつつ調整をしていたのですが、全ての作業をやり終えてエンジンルーム内を見渡してみると・・・・・あれ、冷却用の海水ホースを止めるホースバンドが千切れてる？
試しにエンジンを回してみると、ホースの端から海水がボタボタ溢れてるし・・・・・

コイツが原因！

異常事態の原因究明ができたので、新しいホースバンドで締め直して修理完了！
さいわいにも早期発見ができたので、「エンジンが焼き付くような最悪の事態にならなくてよかった！」と、自分の運のよさを噛み締めつつ一仕事終えた気分で帰路についたのですが、繊細な神経（？）の持ち主のＡ型としては「他は大丈夫かな？」と意味のない新たな不安を感じてたり・・・？

と、まぁ、前置きが長くなりましたが、そのような下地（？）があっての出航となり、港を出てスロットルを上げ始めたところで・・・・・

ガタガタガタ！

船に異常な振動が！
冷静な顔を保ちつつも、頭の中は「ギア？」「シャフト？」「エンジンマウント？」「どこ、どこ？？？」と半パニック状態！
エンジンルーム内を点検しても異常は見つからないので、整備屋さんに電話をして相談したところ・・・・・

「ペラになにか巻いてない？」

そうそう、まずはこれを考えるべきでしょう！
おまけに、昨日あたりから港の出口付近はやたらとゴミなどの漂流物が多かったし！
ヨーストに潜って確認してもらったところ、ペラにはなにも巻きついてなかったのですが、おそらく回転を止めたときに自然に外れたんだと思います。

その後は快調な上等号Ⅱでしたが・・・・・いや～、あせった！
まだまだ船長としての経験値が足りないですね・・・。

本日は、水のキレイになった大崎方面で講習＆スノーケルです！
自分は講習担当、ややてこずりました（？）が無事終了です！

キツネウオ