新年早々、オニの話です
石垣島ブログ2008年1月11日
今日の石垣島は曇り時々太陽が見える天気です。そろそろ冬の夏日も終わりそうです。今週末にはお客さまがいらっしゃるのになんで~!なんとか天気がもって欲しいです。
ちょびは朝からプチ不幸に見舞われています。まっちゃんが朝の出動用意を始めたので「あたちも行くんですね~」とちょびも出動準備OKサイン(全身伸び伸び~をして体OK!気持ちOK!)を出して待機。しかし、今日のまっちゃんは川平でオニ退治じゃ~!
昨年末の頃には「オニヒトデの大発生が起こるかもしれない」という話しがあちこちでありました。まっちゃんもよくダイビング中に見たようで駆除を行っていました。今年は異常発生するかも?!の気持ちが非常に強いです。海の中でなにが起こってこうゆーふーになってしまうのか…。
自然のバランスが崩れしまった結果でしょうか?オニヒトデが増えるということはオニヒトデにとって繁殖し易い状況だということですよね。外敵が少なく餌になるものが豊富で適した水温?だから増える。
オニヒトデも小さい子供の頃はサンゴの餌になるらしい…しかし、今のサンゴは元気がなくオニヒトデを適正な数に減らすことができず、大きくなったオニヒトデの餌になってしまっています。おまけの人間が海に流す下水や農作物から流れる農薬などの豊富な栄養はオニヒトデを成長させるようです。(下水や農薬や赤土はサンゴにとっては厄介なものです。)水温は…やはり地球温暖化のせいでしょうか…高めに推移しています。暗くなる話です。…
私たちダイビング屋も健全な自然を土台にして仕事=商売が成り立っていると思います。今の石垣島の状況は春先のオニヒトデ産卵前に少しでも人海戦術でオニヒトデを駆除することが大切だと思います。だって海の中にオニヒトデ殺虫剤を蒔くわけにいかないもん。