Dr.コトー診療所と与那国島
石垣島ブログ2008年1月12日
今日の石垣島は晴れ時々曇り。風は南で蒸し暑い状態です。
ちょびはお客様を見送ってから港で散歩です。
今日は土曜日なので与那国行きのフェリーが出航の準備です。荷物を積み込んでいます。こんな活気溢れた港の様子が私は大好きです。フォークリフトが小気味よく動きます。機械のオイルが焼けた匂いがします。
荷物はもちろん島に住んでいる人の必需品が積み込まれているのだと思います。…
与那国行きのフェリー乗り場の料金表には「ヤギ」の上船料が書かれてあります。笑。ちょびは無料だけどヤギはお金がかかる?!離島に住んでいる人にとってはヤギの存在は大きいです。なぜなら、キビ倒しやお祝い事にはヤギは欠かせませんから。
昨日からお客様から貸して頂いた「Dr.コトー診療所」のDVD三昧に入りました。
はっきり言って非常に泣けて面白いです。貸して頂いたY子さんありがとうね~!
石垣島でもTVは流れていたのですが、見ることができず。しかも内容に関しては半信半疑(ないちゃ~が勝手に美化した内容か?!)でしたので…ゴメンね!Y子さん。私の先入観が悪かった。Y子さんが私を救ってくれました~。
1巻は3部構成です。全部で5巻。この先が楽しみだな~。TVの舞台はシキナ島(与那国島が撮影地)。
このTVの中で語られていることの深さ?に与那国島の歴史を感じさせられます。
昔から離島は琉球政府やのちに琉球政府を負かした薩摩藩の重税に苦しめられてきました。特に薩摩の税の取立ては厳しく、ご存知の「クブラバリ」や「トゥングダ=人升田」の話は有名ですよね。
そんなことを背景に考えながら見ていると、まだ3話しか見ていないのですが…もう涙が止まりません。第1話は赴任にしたコトーが島での最初の夜に内地の思う人?に携帯をかけようとして…「圏外」の表示が出たとこ…わかっているな~、そう離島はそういうところ。不便だけどその分心に思ったり考える時間が増えるでしょ。いいところもあるんだよ~。船の上での盲腸の手術はありえないけどね。笑。
仕事を終えたときなどに見る朝日=自然は最高!神さまに感謝したくなる気持ちと生かされていることや自分も自然の一部だと感じるはず。
島で生まれて、死ぬのであれば島でと願う島人。ここには生きた証があるから家族が眠っているからご先祖さまがいらっしゃるから。当たり前の気持ちだよね。…人間の運命は変えることができるけど宿命は変えられないと教えてくれた人がいます。しかし宿命は