十六日祭

石垣島ブログ

ぷちのひとりごと

今日の石垣島は雨のち曇り…午後から晴れ!南風の暑い一日になりました。

今日は「十六日祭」です。沖縄では来月の清明(シーミィ)が八重山の十六日祭に当たります。
トートーメー(ご先祖様やその位牌を指して言う)を持っている家庭…代々ご先祖様を受け継いでいるお家が中心となって家族総出であの世(グソー)のお正月をご先祖様と一緒に迎える日です。

十六日祭は学校は午後からお休み。子供たちも足早くお家に帰ります。だってご馳走が待っているモンね!それとおじぃちゃんやおばぁちゃんに会えるし、自分の従兄弟たちにも会えるからね~。
この為にご馳走の準備は欠かせません。十六日祭前からスーパーでは菊の花が売られて、ご馳走の材料が飛ぶように売れて…沖縄線香(平ウコー)や黄色い打ち紙(あの世のお金)が売られます。

この間、沖縄線香の話になり「線香も今では中国産さぁ~」と今話題の中国産の線香の話になりました。「やっぱり沖縄産がよく燃えるよ~。燃え方が違うさぁ~。」の話になり、火の神様に上げる線香は燃え方で祈りや願いが通じたか?!になるので…線香が花びらを広げるようにぱぁ~っと燃えると良しと判断して、中心が燃え残ったり火に勢いがないと祈りや願いが通じにくいと判断することになります。

そーゆーことだと県産品の線香が良いんだ、やはり県産品だし日本線香と違って沖縄でしか使われないし沖縄県民としては値段が高くても県産品の線香を買うことにしようと決心しました。
主婦的には毎日使うものだし火で燃やすものだらから、中国産の線香でもいいっか~と軽い乗りで購入していました。しかし燃え方が違うと言われては…線香を上げる時は心の中で「燃えろ~」と必ず祈っていますから県産品を買うことにします!そしたら、その心配はなくなるしね~?!(県産品の線香の値段は中国産の2倍の値段です。沖縄産で中国産が2個買える…この差は大きい!)

おまけに打ち紙!この燃え方も違うらしい…今の私たちの生活の中で打ち紙を燃やすことはありません。やはり県産品が良いらしいです。…あの世のお金だからご先祖様に渡すときは燃やして…ということなのですが中国産はぼくっぼくっとして煙ばかりが立つらしい…。

てな訳で今日は火の神様を通して内地のまっちゃんのご先祖様に「今日は石垣島のあの世のお正月です。ここから手を合わせさて下さいね~。」と祈りました。今日はまだ中国産の線香ですが綺麗に燃えました。ホッ!

ハイビスカス

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