前進あるのみ?マンタのホバリングダイビング!
ショップ&ボートブログ2018年7月13日
天気:晴れ 風:東 波:2.0m 気温:31.9度(27.3度)
1ダイブ 御神崎南オープンハート
透明度:17m 水温:27.8度
2ダイブ 石崎マンタポイント西
透明度:17m 水温:28.6度
石垣島は快晴の天気です。
緩めの東風が吹き海も穏やかになりました。が、御神崎を越えると台風のウネリが少し残ってました。
1本目はオープンハート!
アンカーを打とうとするとリモコンの故障? 前進は効くのですが後進が効かなくなりました。でも、リモコンを使わなければ船は動くので、久し振りに手動で船を動かしながらアンカリングしました。
オープンハート♪
ここにきてテンジクダイ系やキンメモドキが増えてきたのでゴージャスハートを期待したのですが、まだちょっと早かったみたいで普通のオープンハートでした。アーチを抜けるとウミガメやホワイトチップシャークに会えました。まずまず幸先のいいスタートです(^▽^)
リモコンは故障してるのでポイントを出るときももちろん手動です。が、ポイントを出るときはクラッチの入りが悪いというか引っ掛かりがありました。引っ掛かる感じは、コントロールボックスとマリンギアを繋ぐワイヤーの交換時期のサインです。もっと分かりやすく言うとワイヤーが切れる前の兆候です。帰港したら新しいワイヤーを注文しようと思いつつオープンハートを出ました。
2本目はマンタポイント西!
すでに船が5隻で順番待ちです。最近はやり(?)の西の西は泊めれそうなので、船を寄せてアンカーを打とうとするとギアが前進から戻らない。あっ、ギアのレバーは中立(ニュートラル)に戻るのですがギアは入ったままで前進あるのみ! はい、ワイヤー切れです( ̄□ ̄;)
マンタポイント周辺はダイバーもシュノーケラーも多くて危ないので、沖に移動して邪魔にならないところでエンジンルームに入ってギアを手で直接ニュートラルに戻して船を停止。問題は解決してないけどとりあえず一段落です。笑
ギアをまた前進に入れれば自走して帰港はできるので、どうやって接岸するかとかは後で考えるとして、ダイビングを続けるべきか、中止するべきか・・・・・今日はこれからどうしよう? お客さんに聞いてみると「マンタがみたい」とのことなので沖合いで修理をしてダイビングを続行することにしました。
幸い、このような事態に備えて上等号Ⅱには予備のワイヤーを通してあるのでエンジンルーム側とコントロールボックス側を付け替えるだけの簡単な作業なのですが、慣れない作業で記憶を頼りに探り探りやってたので外さなくていいところまで外して仕事を増やしてしまい意外に時間がかかってしまいました。エンジン関係の割りにはレンチではなく+ドライバーで締めてあるパーツが多く、ネジ山をなめてしまうとそこでゲームオーバーとなってしまいます。慎重になりすぎて疲れました
クラッチのワイヤー交換も無事終了しました。
前進・後進はもちろんリモコンも復活して通常運転の上等号Ⅱに戻りました。さぁ、あとはマンタをみれば本日のミッション完了です!
マンタ♪
若干の待ち時間はありましたがマンタの登場です。
台風後で透明度が悪かったのでかなり近くまで寄ってこないと気付かないくらいでした。
頭上通過!
そのまま頭上通過!
何度も見てるけど、至近距離のマンタは迫力満点です。
ホバリング♪
いつもの根でホバリング開始!
お客さんもじっくりマンタをみれて満足してもらえたかな? いろいろあった長い1日でしたが、ラストはマンタで飾れたので結果オーライってことにしてください(^^;)
和名; ナンヨウマンタ
英名; Alfred manta
学名; Mobula alfredi
沖縄名; カマンタ