白い砂浜
石垣島ブログ2003年12月15日
天気:晴れ 風:北東 波:3.0~2.5m 気温:21度
今日も石垣島は晴れのいい天気だったのですが、なんとなく「裸足だとつま先が寒い」みたいな肌寒い1日でした。
今日はサンゴ礁モニタリングセンターで行われた「石西礁湖自然再生推進調査」のシンポジウムを聴講させてもらいに行きました。と書くとなんのことやら分からないので、簡単にいえば「サンゴ礁保護」についての話し合いを聞かせてもらいに行ってきました。大学教授や専門家・役所の人達の話だったので、自分には内容が難解すぎたり、言ってることの主旨があいまいだったりで、聞いた話(朝10時から夕方5時まで)の1割も理解できませんでした。例えて言えば、小学生の子供にアインシュタインの相対性理論をいきなり教えても理解できない(自分も無理・・・)のと同じことで、自分に専門的な知識が足りないので理解できないとゆーわけです。このままだとちょっと悔しいので、これから徐々に勉強していこうと思います。
しかし、大学教授や専門家の方々がデータや統計を見てサンゴや海の状態を推測してるのを聞いていると、なんとなく感心してしまいました。今までは(サンゴに限らず)データを見せられても「こんなもの数字の上だけで・・・」みたいな否定的な見方しかできなかったのですが、数字やデータから物事を読み取っていくとゆー考え方もあるわけで「常日頃から頭は使わないといけないな~」と、窒素とアルコールでかなり蝕まれた頭ながらも考えてしまいました。
で、環境の話に戻るのですが、自分が石垣島にきて最初に「キレイだな~」と思ったのは実はビーチの白砂でした。海の色や空の色・周りの熱帯性の植物などのロケーションもあるのですが、砂が白いとゆーのは国内だと沖縄ならではのような気がして「ホントにキレイだな~」と思っていたのですが、島の人はみんな口を揃えて「昔はもっと白かった!」と言い切ります。そー言われてみると、「北部の砂」「川平の砂」「町の砂」では色が全然違います。(自分的には米原や川平湾の砂が白くてキレイに見えるので好きなのですが・・・)
砂を見比べると微妙に赤みがかって、ベージュだったり薄いレンガ色だったりしています。農地や造成地などから流れてくる赤土の影響で赤みがかっているのですが、当然この赤土は海にも流出してサンゴにも悪影響を与えています。いますぐ赤土の流出をなくすのは難しいとは思いますが、いつまでも白い砂浜を維持していきたいですネ!
(↓)米原ビーチです。白っぽいところは一面サンゴの細かいカケラです。こーやって見比べるとビーチの砂は茶色がかってるのが分かるでしょ! それでもキレイですけどね!