マンタさいこ~!
ダイビングブログ2003年12月23日
天気:晴れ時々曇り 風:東~南東 波:2.0~1.5m 気温:25度
1ダイブ 石崎マンタスクランブル
透明度:25m 水温:23.3度
2ダイブ 石崎マンタスクランブル
透明度:18m 水温:23.4度
3ダイブ 名蔵湾アカククリの根
透明度:15m 水温:22.8度
今日も石垣島はいい感じの天気です。昨日に比べると雲が多くなっていたのですが、晴れ間がのぞくとポカポカと春みたいな暖かさでした。昨日から東の風が吹きつづけてくれたおかげで、北からのうねりもほとんど消えていました。ゆっくり目のスタートで3ダイブ希望だったので移動の時間を短縮するために、今日は川平から出航(朝のうちに上等号を回して!)しました。
1本目のマンタスクランブルはメス2匹の結果でした。実は、昨日お客さんと飲みながらマンタのことをかなり豪語してたので「出なかったらどーしよー?」と少し不安もあったのですが、「キンニクンの根」に行くとメス1匹(このメスは2ダイブ目が終了してもずーっとホバリングを続けていました)がホバリングをしていました。「東隣りの根」でもメス1匹がホバリング(こっちは貸切り!)していたので、二手に分かれての大撮影大会となりました。途中からは2匹とも「キンニクンの根」にきてホバリングを続けてくれました。
短い休憩を取り2本目もマンタスクランブル。「キンニクンの根」ではさっきのメス2匹がホバリング続けていました。途中1匹に減ったり、どこからか現われたりで合計4匹(メス×3・オス×1)のマンタがホバリングをしてくれました。マンタの全盛期に比べると数は少ないものの、3枚同時のホバリングはやっぱり興奮してしまいます。ときおり「キンニクンの根」から周りの根に場所を移してホバリングしてたので、移動の時に頭上スレスレを通ってくれたり、マンタが移った根にいくと貸切りで楽しめたりと、お客さんもガイドも超満足のダイビングでした。そして今日のダイビングで一番嬉しかったのが、10月1日・28日のログに書いていた「片目のない傷だらけのマンタ」に再会できたことです。エキジットしようと船に向っていると上等号の下の根でホバリングをしていました。自分達に気付くとスグに移動してしまったのですが、元気に頑張ってる姿が見れただけでなんとなく嬉しくなってしまいました。泳ぎ方はまだぎこちなかったのですが、頭部の傷口は完全にふさがってる様子でした。
3本目はアカククリの根。透明度はいまいちでしたが、今日も40~50匹のアカククリが群れていました。マダラエイの根まで行ったのですが、今日は残念ながらお休みでした。その他、ネオンテンジクダイ・ウメイロモドキ・デバスズメダイ・フタスジリュウキュウスズメダイ・ネッタイスズメダイ・パラオクサビライシサンゴ・ワライボヤなどなど。エキジット中に1mクラスのオオカマスの群れが現われたのですが、最後の2名しか見ることができませんでした。先にエキジットして船の上で待ちぼうけをくったみなさん、ごめんなさ~い!
(↓)2匹・3匹と同じ根で同時にホバリングをするので、マンタ同士がぶつかりそうになって大きく巨体を持ち上げるシーンが何度もありました。
和名; ナンヨウマンタ
英名; Alfred manta
学名; Mobula alfredi
沖縄名; カマンタ