アイナマ石

石垣島ブログ

天気:晴れのち曇り 風:東 波:2.5~2.0m 気温:23度

今日は午後から曇ってきたのですが、暑くもなく寒くもなくのすごし易い1日でした。

昨日から、ふじこのお父さんも石垣に遊びに来てるので、午後から3人(+1匹?)で島内観光をしてきました。北部回りで「玉取崎の展望台」や「平久保崎の灯台」などを見て回ったのですが、平久保からの帰り道で「アイナマ石」の看板を発見! ふじこが言うには「池上永一さん著の「夏化粧」に出てくるニガイ(願い)石ってこれのことじゃないか~」ってことで、面白そうなので行ってみました。残念ながらニガイ石ではなかったのですが、同じく池上永一さん著の「風車祭」に出てくるピシャーマの話にそっくり! 看板に書かれていた説明の文章は・・・

アイナマとはかわいい花嫁のことです。
昔、川平村の美しい娘が平久保村に嫁に行くことになりました。平久保村と川平村は遠く離れており、行き来するにはジャングルのけもの道や干潮時に海浜沿いに歩かねばならず、二日がかりでした。親の勧めで、仕方なく承諾したものの、娘にとっては気の進まぬ結婚でした。
嫁入りのため平久保村へ向かう途中、花嫁は用足しにといって茂みのなかへ姿をかくしました。なかなか戻らないので、お伴の者があたりを探しましたが花嫁の姿はなく、昼なお暗い山奥には花嫁に似た冷たい石がひっそりと立っているばかりでした。
いつしか人びとは、この石のことをアイナマ石と呼ぶようになりました。
娘が悲嘆のあまり石化した伝説は他にもあり、石になった花嫁と呼ばれるアイナマ石の伝説も人頭税制度下で苦しんだ農民や女性たちのやりばのない悲しみと怒りが石を通して伝わってきます。

「風車祭」を読んだ人は「んっ?」て思うでしょ! ピシャーマのルーツは島に伝わる伝説だったのかと納得してしまいました。

昔は人頭税で島に住む人びとが苦しめられていましたが、現在は「赤土問題」や「西表島のワケの分からないリゾート開発」などで島の自然が苦しめられています。理不尽なことは、いつの時代も形を変えて起こってしまうものなのか?

話は変わりますが、池上永一さんは石垣島出身の作家で「風車祭」や「バガージマヌパナス」など、石垣島を舞台にした小説を書いています。内地にいながら島の雰囲気を味わえるので、気が向いたら読んでみて下さい。お勧めです!

(↓)アイナマ石は道路から少し入った場所にあり、鬱蒼とした樹木の中に今もピシャーマが佇んでいます。

アイナマ石

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