うぉ～、キレイ！

天気：晴れ　風：北東～東　波：2.0ｍ　気温：25.5度

１ダイブ　竹富南ネコの足
透明度：25ｍ　水温：23.8度

今日も晴れの気持ちのいい天気です。雲もほとんどなく、まさに快晴って感じです。北からのウネリも消えて海はベタ凪の状態です。

今日は「フジマリンサービス」のフジイさんから声をかけてもらい、講習のアシストのアルバイトに行ってきました。講習といっても普通のＯＷ講習とはちょっと違って、八重山商業工業高校の選択科目の中のダイビングの授業のアシスト（「の」が５回もはいって分かりにくい？）です。簡単に言うと、高校のダイビングの授業のお手伝いに行ってきました。授業と言っても、学科とかプール講習なんかは自分向きではない（？）ので、海洋講習の最後の仕上げ「実際のダイビングはこんな感じだよ～」って感じで水中ツアー（いわゆるファンダイブ）の担当です。

向かった先は竹富南！　ポイントに着くなり高校生達から「うぉ～、キレイ！」の歓声が！　今日は天気もいいし、海も凪いでるし、水もキレイだし・・・・・ダイビングするには最高のコンディションでした。「いつもこーゆー訳ではないんだけどね・・・」と心の中で思いつつも、これからの石垣島を支えていく地元の高校生達が「直に自然に触れて何かを感じ取れる機会を持てる」ってのはすごく良いことだと思いました。

石垣島の新空港建設に関して自分は心情的には反対です。２～３年前までの、のんびりとしたある意味やる気の感じられない（？）石垣島の雰囲気が大好きだし、昔ながらの沖縄の離島の雰囲気を残しつつも生活する上であまり不便さを感じない、適度に便利で適度に不便とゆー微妙なバランス感（？）を壊されたくないからです。しかし、この意見はあくまでも、石垣島が好きであえて石垣島に移り住んできた自分たちみたいな移住者の意見であって、島で生まれて島で生活している人だと考え方も変わってくると思います。

幸いな事（？）に石垣島は周囲を海で隔絶されているので、島から外への移動手段は飛行機か船を使うことになります。飛行機か船かとなると、移動時間が短くて済む飛行機の利用率が当然ながら高くなります。島の人にとっての飛行機に乗る感覚は、内地での高速道路や新幹線を使って長距離を移動するのに近い感覚があります。

そー考えた時に、内地の地方都市に高速や新幹線が通るとなると地元の人たちが大歓迎するのは当たり前の話です。加えて石垣島は、マリンダイビングでベストダイビングエリアの１位に３年連続で選ばれるほどの人気の観光地です。たいして利用者もいないような地域に新幹線や高速道路を通すよりも、利用者の多い石垣島に空港を作ったほうが利用価値も高いし経済効果もあると思います。

そー考えると、内地と同じように国に税金を払ってる（滞納者も多いのですが？）のに、自然の豊かな観光地とゆー理由だけで石垣島に空港を作らないのは不公平だとも思えてきます。移住者の自分ですらこーゆー考え方ができるのですから、島で生まれて生活している人たちが新空港建設を望むのは当然のことだと思えてきます。ましてや石垣に住んでる高齢の方たちになると、新空港ができれば本島や内地に行ってる子供達にも会いに行きやすく（来やすく）なると考えて空港建設に賛成！　「土地売るど～！」となっても仕方がないと思います。

とゆーことで、無責任ではあるのですが「心情的には空港建設に反対だけど、新空港が出来てしまうのは仕方ないのかも・・・」とゆーのが、現在の自分の考えです。が、空港ができるとなると大きなお金も動くわけで・・・・・新空港建設予定地の周辺は、すでに買い占められているのが現状です。しかも、買い占めてるのはほとんどが内地の企業です。

おそらく、空港ができるとしても１０年先・２０年先の話になると思います。今の若い子たちが大人になったときにも、たくさんの選択肢が残され自分達の意志で選べるような状況を残して（作って？）おきたいですね！

いつまでも、地元の若い子たちが竹富南の海（すぐ近くの海）を見て「うぉ～、キレイ！」と歓声が上がるようだと嬉しいです。天候によっては「寒～い！」だったり、船酔いで「・・・。」だったりするかもしれませんが・・・。

（↓）生たまごを使って中性浮力を説明しているところです。生たまごが目の前を漂ってるって、ダイビングをするかスペースシャトルで宇宙に行くかしないと目にすることの出来ない光景ですよね！

ダイビング / 八重山商工高校 / 石垣島