八重山青春・アミーゴス
石垣島ブログ2006年3月20日
今日の石垣島は晴れ時々曇り。風は東。過ごしやすい日です。
ちょびは海岸ロードの散歩です。今日も元気に飛び跳ねています。いつもよりうんこの量が少ないです。…(いつもは5切れ。今日は3切れ…)少し気になる感じ。
でも、まぁ~、元気一杯に走って、おしっこちぃ~はいつものように何度もしているから、神経質にならないようにしなくちゃね~。
昨晩はNHKのTVで「にんげんドキュメント・八重山青春アミーゴス」~熱血監督と球児たち~で伊志嶺監督が映しだされていました。日本最南端の高校が甲子園を手にしたところから始めるドキュメンタリーでした。
思わず笑ってしまいました~。だって野球の練習時間はみんな遅刻。あまりにも遅刻が目に余るので監督が選手5名を自分の家に泊めて朝練に遅れないように起こすのですが、5人揃って1時間の遅刻。(監督は先にグランド整備をしている…選手より早く一番にグランドに入る)監督に起こされてから1時間後にグランドに向かう彼らから発せられた言葉は「清々しい朝だな~」…私たちは大爆笑でした!監督の家に泊めてもらって監督に起こされて、尚且つ二度寝をして「清々しい~」とは?!恐るべし。笑。
大らか・のんびり・競争心がない…色々と言われているようですが、彼らは彼らなりに考えていたんだな~と分りました。監督から言われたことをノートに書いていたり、野球の試合をする為の遠征費が年間約60万円かかる親の負担を気にして家の商売の手伝いをしたり…。
野球の素質がある子なのに自分の力を知らず(島の中では情報や他と比べるものがないので自分の実力が分らないようです)に、このまま野球を続けていいのか迷ったりしている子もいました。
監督はいつも「夢は絶対にあきらめるな、努力すれば必ずかなう」と選手たちを励まします。監督自身にも言い聞かせている言葉であり、監督は誰よりも野球が大好きなんだな~と伝わってきました。お金だけではなくて信念を持って生きている人なんだな~と。
彼らは野球の練習の他にもう一つやらなければいけないことがありました。…それは入場行進の練習です。笑。みんなで合わせて行進する…島の子たちにとってはキチンと整列して手足を合わせて歩くなんて…普段の生活ではやってないので…足を上げて歩くとかね。笑。やっぱね~、南の島育ちだからキチンと歩く…ことが少ない?からね~。開会式の時、最後に行進してみんな手足がバラバラだったらね。今年のテーマソングはなにか分らないけど、得意な八重山民謡だったらカチャーシーで入場だったのにね。