サメの愛情物語(T▽T)
ダイビングブログ2014年11月4日
天気:晴れ 風:北 波:4.0~3.0m 気温:26.1度
1ダイブ 大崎ミノカサゴ宮殿
透明度:25m 水温:27.4度
2ダイブ 屋良部崎アンカーポイント
透明度:18~30m 水温:27.2度
3ダイブ 大崎ハナゴイリーフ
透明度:18m 水温:27.3度
今日の石垣島は晴れました!
海はまだ波・ウネリとも高い状況ですが、
昨日よりはかなりマシです。
今日は大崎・屋良部崎で3ダイブ!
どちらも午前中は透明度良好な青い水でしたが、
午後から濁った水が入ってきました。
今日のブログは感動巨編?
2匹のサメの献身的な愛の姿を描いた、
サメの愛情物語
でございます。
4日前のダイビング中に2匹のサメに会ったのですが、
今日も前回とほぼ同じ場所にいました。
ネムリブカという種類のサメで、
ダイバーからは英名のホワイトチップシャークの名前で親しまれています。
大人しい性格のサメです。
他の大型のサメに襲われたのか、
手前のサメは左の胸ビレがなくてまともに泳げなくなってました。
真っ直ぐ泳げないで左旋回を繰り返します。
前回のダイビングで見たとき、
もう1匹のサメがヒレのないサメを気遣うように、
周りで寄り添って泳いでいました。
傷付いたサメを守ってる?
ようにも見えたのですが、
たまたまの行動が守ってるように見えただけかもしれないし、
自分の思い込みだと思いスルーしてました。
で、今日のダイビングです。
ほぼ同じ場所で2匹が寄り添うように休んでます。
傷ついたサメが、
泳げないのでその場に留まってるのは理解できます。
でも、もう1匹のサメも留まってるのはなぜ?
傷付いたサメを守ってる?
基本、サメは単独行動だし、
仲間を守ったりする行動は聞いたことがありません。
ちなみに「サメ」「守る」で検索すると・・・
・イルカがサメから人間を守った話
・サメに襲われたときの身を守るすべ
がヒットしました。笑
やっぱりサメって悪役だよなぁ(^^;)
まぁ、自分の主観でしかないのですが、
元気なサメが傷付いたサメを守ってるようにしか思えなくて、
刺激しないよう離れた場所から見てました。
それでも、元気なサメは自分らを追い払いたいようで、
一定の距離まで近寄ってきて威嚇(らしき行動)をするのですが、
傷付いたサメが動くとすぐに戻って寄り添います。
そんな姿を見てるとサメが健気に思えて、
邪魔をしている自分のほうが嫌な存在に思えてきました(^^;)
早々と切り上げて撤収でーす!
仲間同士で共食いをしたりとか、
世間的にはサメは冷酷で獰猛なイメージしかありませんが、
ちょっとだけサメを見直したダイビングになりました。
やっぱりダイビングは奥が深いです。
自然に教えてもらうことがたくさんあります。
海と自然に感謝の毎日です。笑
サメが仲間を守ってたのか、
それともそう見えるだけの行動なのかは分かりませんが、
自分はガイドダイバーなので、
自分の目で見て感じたことを信じます。
サメの話ばかり長々と続きましたが、
今日のダイビングはサメだけではありませんよ!
派手なのも可愛いのも盛りだくさん♪
ゴージャス大王!
今日もド派手なハナミノカサゴ!
宮殿の復活はまだまだ時間がかかりそうですが、
ゴージャス大王の名に恥じない派手さでした。
ウミガメ~♪
子供のウミガメも登場!
とっても人懐っこくて一緒に泳いでくれました(^▽^)
もう少し警戒心を持ってもいい気が?笑
ザ・ピンク~♪
今日もキレイなピンクのイソギンチャク♪
段々と茶色に戻ってる部分も増えてきたので、
ピンクが楽しめるのももう少しですね!
明日はダイビングお休みです。
ちょびに愛情注入の1日になりそうです。笑