ダイビング器材の限界を超える?
ショップ&ボートブログ2017年3月23日
天気:曇りのち晴れ 風:北 波:2.5~3.0m 気温:25.0度(20.5度)
石垣島は曇りのち晴れの天気です。
寒くはないのですが意外に強めに北風が吹いてました。
今日のブログはダイビング器材シリーズ!
以前のブログにマスクストラップのことを書きましたが、
今回はレギュレーターのマウスピースです。
自分のレギュレーターです。
とことん使い込んでマウスピースがボロボロです。
はい、ダイビング器材の限界を超えました(^^;)
まぁ、自分で使ってる分には、
ダイビング中もそれほどストレスを感じることもなく、
多少の不便を感じながらも使い続けてましたが、
3日前に船底掃除をしてて仰向けや逆さになってると、
頻繁に海水が入ってそのたびクリアするのも邪魔くさかったので、
遅ればせながら交換することにしました。
例によってレンタル払い下げ品です。笑
ちょっとしたキズで廃棄予定だったマウスピースです。
はい、できあがり(・∀・)
一見すると無傷っぽいですが、
歯をあてる部分にはしっかりキズがあります。
そこで、マウスピースの構造で前々から思っていることが・・・
ダイバーの方ならご存知だと思いますが、
でっぱりの部分は噛むのではなく歯をあてて(添えて)使用します。
レギュレーターは歯ではなく唇をすぼめて固定します。
唇をすぼめて咥えると、
必然的に『う』の口になり唇でシールされるので、
横から水は入っくることはありません。
しかし、強く噛んでしまうと、
『い』の口になり唇とマウスピースの間に隙間ができて、
レギュレーター内に水が入る原因となります。
で、どんなときに強く噛むのかというと、
水中にいることに恐怖心や不安を抱えているときです。
「レギュレターが口から外れてしまわないか?」
「空気が吸えなくなり水を飲んで溺れてしまわないか?」
また、強く噛むと隙間ができて水が入ってくるので、
それがストレスになりさらに強く噛んでしまう悪循環コースもあります。
まぁ、ビギナーさんにありがちなパターンですよね!
なので、体験ダイビングやリフレッシュコースのお客さんには、
ダイビング前に実演しながら咥え方を説明しています。
しかし、人間は機械ではないので、
頭で理解してても身体が指令通りに動くとは限りません。
ついつい噛んでしまう事態も起こりえます。
そこで、マウスピースの構造ですよ!
いかにも噛んでくれと言わんばかりのでっぱり・・・
噛むでしょ(・∀・)
車やバイクにしても電化製品にしても、
今どきの商品って直感的に使いやすいようにデザインされてるのに、
直感的に噛むデザインはないでしょう(^^;)
まぁ、でっぱりを噛み千切っても、
水が入ってくるわけではないのでいいんですけど!笑
常々思っていた現地ガイドの疑問でした。